9.7.17

ルーヴェン 久し振り!

 訳あってルーヴェンへ行ってきた。

訳というのはKatrienのテニス大会出場。

わが家からルーヴェンまで、車で50分程もかかるのに、わざわざ遠くのテニス大会を選んだのにも訳がある。

自分が出たいクラスメントの大会(Katrienの場合、25歳以上、または30歳以上の30ポイント以下のクラス)を探していると、家から近い場所での開催がない場合がある ・・・ それでも、「どうしても今週の大会に出場したい」という強い気持ちがあるとこうなるのである。

「いいですよ、僕も付き合いましょう」と言って、ルーヴェン(Leuven)市郊外にあるテニスクラブまで車に同乗してきた。

が、僕の目的はテニスの応援じゃなくて、「久し振りにルーヴェンの街を歩きたい」という事だった(笑)

ま、テニスは応援がいると気が散る事もあるので、いない方がいい時もある ・・・ Katrienは近頃の調子はいいので、きっと大丈夫だよ、頑張ってね。

という事で、独り歩きを始めて、ルーヴェン市内へと向かう ・・・ ブリュッセルセ・ステーンウェヒという幹線道で市内に向かうとブリュッセル門(Brussels Poort)を通過する。

昔なら城壁があって、この門を通過すると「入城」という事になるんだろうなぁ。

古びた、廃墟になったような教会があった。

通常はルーヴェン訪問するときは電車なので、このルートの正反対側から入る事になり、眺める風景も違いがあり、楽しい街歩きになった。

とはいえ、テニスクラブから街の中心部まで1.8㎞、徒歩で25分(Googlemapsによる)なので、楽ではない ・・・ 気温も30度近くになっていたはずなので、汗もにじんできた。


市内を流れるダイル川(Dijle)を越えると急に街が賑やかになる。

 ダイル川に架かる橋から向こうに朝市が開かれ、商店街になっているので、買い物客も多くいるからだ。


 例によって僕は何も買わないが、見て歩き~

街の中心フロートマルクト(Grote Markt)到着!

ベルギーの道路網というのは、町から町への道路には、その町の名が付けられていて、街の中心(市役所)までたどり着くのは容易である。

「石のレース」とも云われる繊細な彫刻の施された市庁舎はいつみても壮麗で、近寄ってはしみじみと彫刻に見入ってしまう ・・・ 建物全体を彫刻で包むなんて ・・・

 バカンスシーズン、好天、週末、そして、お昼時!
何処から来たか知らぬ観光客がワイワイとテラス席で楽しんでいる。

マーケットの花屋


市庁舎の向かいにある聖ペテロ教会。
せっかくだから入っておくか ・・・


 教会の主祭壇の方は修復工事中で見る事は出来なかった。
主祭壇の後方が有料の宗教美術博物館(Museum)になっていたが、僕はゆっくり見物する時間がなかったので、入らなかった。

 コンパクトなパイプオルガン。

 ルーヴェンといえば「宗教と学生とビールの町」
ヨーロッパで最古の大学のひとつと云われるルーヴェンカトリック大学があり、世界中から学生が集まっている。

そんな彼らは、ルーヴェンに本拠を置く世界最大のビール会社、ABインベヴのビールを飲みながら勉強をする?(勉強のあとに飲むのか?)

そんな事を表現しているのか、フォンスケ(Fonske)という噴水像がある(笑)
(知恵の泉と呼ばれているらしいけど)

おい! 犬!

フォンスケ噴水の下で、水浴びして遊んでいるじゃないか!
プールの中で伏せになって、完全に水に浸かったりして、周りの人の笑いを誘っていた(笑)

美しい市庁舎、隣は警察署。

 聖ペトロ教会をぐるっと回りこむと、「実はこちらが正面か」みたいな形を見る事が出来る ・・・ 設計ではかなり高い塔を作る予定だったらしいが、地盤が柔らかいため断念したといういわく付きの武骨なカタチ。

そのペテロ教会前の広場では骨董市が開かれていた。

この広場に面したカフェでビールを1杯! やっと!

ぷはぁ~ ・・・ ビールの本場で飲んでいる気がするなぁ(笑)

 この建物のブラッセリーだった。

学生の町らしい広場にやってきました!
オウデマルクト(Oude Markt)


 学生の下宿屋のおかみ像
コトマダム(Kotomadam)

オウデマルクトに並ぶカフェは「世界最長のバー」とも云われるが、それは1軒1軒の小さなカフェの連なりで、テラス席もそれぞれのテリトリーがある。

広場一杯にテラス席のテントが張り出し、さぞや活気が ・・・ と思いきや、客になるべき学生たちはバカンスシーズンで、里帰りしたり、アルバイトで店のスタッフになっていたりするので、客は観光客や、他所から来た若者たちだった(笑)

広大なテラス席は半分も埋まっていない。

ささ、世界最大のビール会社の看板ビール、ステラアルトワを飲みましょう!

学生相手のカフェが多いので、値段も手ごろな、1杯2ユーロ!

大学講堂の真ん前がビアカフェ広場だもんねぇ(笑)
学生たちも、飲まずにはいられないだろうね。

さて帰ろうか、ダイル川の橋の上に建っていた道化師の像(PAEP THOON)。

帰る場所は、スタート地点のテニスクラブ ・・・ 帰りは上り坂で、暑くて大変だった。

で、Katrienのテニスの結果は ・・・ 接戦の末に勝ったぁ~ ・・・ おめでとう!

 帰り道、ルーヴェン市にある世界最大のビール会社、ABインベヴのステラアルトワ醸造所わきを通る。

帰り道、トランスフォーマーが立っている街道。

 家飲み、祝勝会!
天気も最高だね。

Momoちゃんもテラスで日向ぼっこ。


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