25.7.17

ベルギー建国記念日の事

7月21日は「ベルギー建国記念日」だった。

国民の祝日で休日になるのだけど、すでにバカンスシーズンに突入しているので、区切りがはっきりしない様なベルギーです(笑)

これ、後日入手した電車内新聞 metro のナショナル・フェースト特集号の表紙。

ベルギーの「おらが国自慢」(笑)がおもしろい。

まず、山高帽をかぶった紳士は画家のルネ・マグリット(ルーベンスじゃないんだね)。

そして、お馴染みのフリッツ、ワッフル、チョコレート。

ビールが3種 ・・・ ブラウン、ブロンド、ピルス(世界最大のビール会社を擁するベルギー)。

ブロンドビールの泡の上に顔を出しているのがフィリップ国王。

ビールの上にある雲に乗っているのがフランダース州(オランダ語圏)のライオンとワロン州(フランス語圏)の雄鶏、いつも喧嘩をしているの図 ・・・ そして雲の下には雨が降っている(雨の多いベルギー)

自転車はベルギーの国技、優秀な選手を多数輩出している。

ベルギー国旗

太陽はベルギーの自慢というより「ベルギー国民が欲しているもの」でしょう(笑)
ま、夏は日照時間が長いのもベルギーだけど。

さて、ここで疑問が ・・・

何故、ダイヤモンドがないの?(自慢すると盗まれるから?)(笑)

何故ネロとパトラッシュがいないの?

これは解る ・・・ フランダースの犬の物語は、ネロ少年を助けてやらなかったフランダース人という事になるので、フランダース人の恥になる(作り話とはいえ)

ま、「フランダースの犬」物語の存在自体がベルギーではあまり知られていないしね。

おもしろいねぇ~ベルギー!

日本でもこういうものを作れないかしらね。
日本のニュースを見ると、いつもカケとかモリトモで、言ったの言わないので、つまらないったらありゃしない(笑)

富士山、サムライ、芸者、寿司、新幹線、温泉 ・・・ なんてね ・・・ 古いか?

さて、そんな建国記念日の我が家は、遅い朝食で、ブランチとしてテラス席で野菜たっぷりにスクランブルエッグとトーストをいただきます。

 デザート!

ベルギーに愛を込めて、自家製ワッフル!(笑)

ベルギー家庭の台所で、三種の神器と云ったらフリッツ揚げマシン、ムール貝鍋、ワッフルマシンだもんね ・・・ 我が家にはフリッツマシン、ムール貝専用鍋はないが、ワッフルマシンだけはある(笑)

わが家から徒歩5分圏内にあるテニスクラブ。

この日、午後4時から「お楽しみミックスダブルス大会」があるので、Katrienが参加申し込みをしてあった(Katrienはこのクラブに所属しているが、僕は今期は無所属)。

僕は内容は良く分からないが、「いいよ」といつもの調子で、とりあえず参加する ・・・ どうやら「お楽しみ」なのでクラスメントも関係なくテキトーにやって、負け組は敗者復活トーナメントに回る仕組みらしい。

 1回戦、僕らと同年代の夫婦ペアと対戦する ・・・ ウォーミングアップの時から「こりゃイカン、テニスにならない」 と思うくらい、打ったボールが返ってこない(笑)

しか~し、ゲームが始まるとKatrienのサーブで、いきなりブレークされてしまった(いろいろな不運はあったけど) ・・・ 「Yuki、可哀そうと思って遠慮しなくていいよ」とハッパを掛けられて、真剣に取り組む(笑)

その後はすべてのゲームを取って、30分の制限時間で 8-1 で完勝した。

対戦相手のご夫婦は、僕らが住んでいるアパートの隣の棟の住人で、最近引っ越してきたばかりで、Katrienがこの日の朝に初めて会話を交わしたご婦人だった ・・・ 奇遇というものです(笑)

2回戦、相手は僕らよりひと回り若いペア ・・・ 男子は僕と同じくらいの背格好でスピンの良く効くフォアハンドを持っている ・・・ 女子は背が高くてサーブが良かった。

僕が見た感じで、男子は10P(ポイント)女子も10P ・・・ 僕らは僕が5P、Katrienが20P。

ウォーミングアップの時から「この試合は厳しいくなるなぁ」と思っていたが、案の定、サービスキープが続き3-3、相手女子のサービスをブレークしてから均衡が破れ、5-3 ・・・ 45分時間制限を気にしながらリードを保って 8-4で勝利した。

Momoちゃんも応援に駆け付けた!

8時から9時まではBBQタイム ・・・ この日、参加費として、一人15EUR支払っていてBBQ代も含まれていた。

サラダ食べ放題! BBQはソーセージ、リブステーキ、ステーキの三種を1品ずつ取る事が出来た ・・・ もちろんビールも飲みます(笑)

ぷはぁ~、喰った喰った、飲んだ飲んだ!

て、9時から3回戦の試合開始ですぜ、お兄さん。

Katrienが心配している 「飲み過ぎたんじゃないかねぇ」

確かに、ウォーミングアップの時は酔っているような気がしてた ・・・ 対戦相手は20代の長身の男の子と50代のおばさん。

おばさんはいいとして、男の子はラリーも安定しているし、サーブも速い 「これは手強い、大差では負けたくないな」 と、すでに負けを覚悟していた。

始まってみると、何度もジュースゲームがあって大接戦 ・・・ 何故か僕も調子が出て来た(酔拳かぁ) 何度もジュースを繰り返し、結局、ものにするのは僕らのペアだった。

観衆の応援は相手ペアに多かったものの、45分間終わってみれば 8-2 という大差での完勝だった。

怪進撃ではないか!

次の試合は準決勝だぞ!

準決勝の試合開始は23時だって!

準決勝の相手は20代の若者ペア ・・・ 男子が60P(僕はそんな高いポイントの人とテニスをしたことがない)、女子は30Pだけど、このクラブのテニスレッスンコーチをしているらしい ・・・ フランスのコルネ似の華奢な子だった。

勝てるはずはない! 僕はKatrienに 「相手ゲーム数の半分くらいは取りたいね」 というのが目標だった ・・・ 実はこれも困難な話(あくまで目標)

試合が始まると、実力差は実感したものの、3-5 と、途中までは食い下がっているように見えたが、後半から引き離され、3-8 だったか負けてしまった。

観衆からは、「貴方たちはよくやったよ」と褒められたのだけど、それはやはり、プレースタイルを見て明らかに僕らがレベルが下だと判ったからなんだよね(笑)

ま、そうなんだから納得している。

24時からは始まった決勝戦を観戦して、終了後のセレモニーまで付き合って、家路に付いたが、帰宅したのは夜中の1時前!

ひぇ~


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20.7.17

メッヘレンの街歩き~ぶらり 02

メッヘレン街歩き~ぶらり ・・・ その2

大ベギン会修道院(Groot Begijnhof)に来ています。

車が通れない細い道。

窓に飾られたプランターの花。

石畳の小道。

修道院というと、キリスト教の修道女が静かに暮らし、毎日祈りを捧げる日課を送る場所とイメージしがちだが、ベルギーのベギンホフ(Begijnhof)というのは「ベギン会修道院」と翻訳されたのが間違いではないかと指摘されている。

もとはといえば、12世紀ごろの十字軍に駆り出された男たちの妻たちが、未亡人になっても安心して暮らせるようにと作られた施設がベギンホフの始まりだというから、本来の修道女とは違う人たちが暮らしていたのである。

今現在、修道女が住んでいるベギンホフはブルージュであるが、そこはベギン会からベネディクト会に引き継がれて「修道院」の形で残っているのだという。

 ベルギーのベギンホフは13ヵ所が世界遺産に登録されているが、それ以外にも多くの町に「ベギンホフ」として形を残している場所がある。

このメッヘレンの大ベギン会修道院(Groot Begijnhof)も世界遺産登録されたうちのひとつとなっている。

この修道院の小道を歩いていて、中世の雰囲気の中を歩いているのだが 「世界遺産の中を歩いている」という感じは全然しない ・・・ 必要以上にアピールしていないから、壁に掛けられた小さなパネルの前に立ち止まって読まなければ、ひょっとして最後まで気づかないかもしれない(笑)

小道と建物の壁の隙間に植えられた草花たち(花壇と云う程のものではない)

そんな小道を写真を撮りながら歩いていると、気になる構造物が ・・・ 工場の煙突!

 そう、僕は意図的にここに向かっていたのである(笑)

修道院側にある裏門から入場しよう!

ヘット・アンケル醸造所(Brouwerij Het Anker)

馬に乗った皇帝カール5世が、WELKOM 日本語でも「いらっしゃいませ」 と、歓迎してくれているではないか!

醸造所敷地内の一角にブラッセリーがあるので、ビールを飲みに行く事にする。

馬に乗ったカール5世

醸造所直営のブラッセリーで、樽生を頂く Gouden Carolus Classic ・・・もちろんうまい!

ビールに付いてくる塩味のビスケットもお気に入り(笑)

メニュー ・・・ もちろんビールは自家製しか出していない ・・・ その他には水やコーヒー、子供向けドリンクもあるし、おつまみや食事も普通にできる。

結構お客さんがいたのだけど、いなくなったところを見計らっての撮影。

樽生だけで7種類!

ブラッセリーの奥の方には売店があるのだけど、そこのショーケースには日本の清酒「白雪」なんてのも展示され、販売もしているようだった。

はて、清酒白雪を売っているのだけど何故?

と思ったが、小西酒造の酒だと判れば謎は解ける ・・・ 日本でのベルギービール輸入の大手が小西酒造だから、何らかの提携関係があるのだろう。

 僕ははもちろんビールの方に向かう(笑)

町のスーパーで買うより若干安い!

 数本、お土産を購入して、ビール工場を後にする。

聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼の近くまで戻ってきたが ・・・

腕が痛い!

アンケル醸造所の売店のおばちゃんが、お土産のビールを段ボール箱に入れてくれたのはいいが、持ちにくい上に、歩くとガチャガチャ音がするので、若干恥ずかしい(笑)

出来たら手提げの袋に入れて欲しかった。

暑いし、疲れたので、広場で座って休もうと思い、近くにあるミニマーケットで缶ビールを調達する。

店番をしていたお兄さんが 「外で飲むのかい?」 と聞いたので、「そうだよ」 と答えたら、缶ビールを紙袋で包んでセロテープで止めてから渡してくれた(ビールと分からないように)。

暗黙に「気を付けてください、歩き飲酒は禁止です」

僕は一度、友人とアントワープで歩いている時、友人が歩きながら缶ビールを飲んでいたら、すれ違った紳士に「歩きながら飲むのは駄目だよ」と注意されたことがあるので、知っていた。

僕は座って飲もうと思っていたのだ(笑)

お店のお兄さんは見ず知らずの外国人の僕に、言葉で説明せずに親切に対策をしてくれたんだね、やさしいねぇ。

広場の縁石に腰を下ろし、休みながら地面スレスレの低位置からのカメラアングルで「おもしろ写真」撮影にしばらくハマった!

天気がいいので、いい写真がたくさん撮れたねぇ。

メッヘレン市庁舎

市庁舎 ・・・ この右側の小さい塔が2つ付いている建物は鐘楼(belfort)と言われているが、全然鐘楼らしくないよね ・・・ これは本来は高い塔を建設して鐘を付けるはずだったが、時代の流れで景気が悪くなり、資金不足となって途中で建設を止めたからなんだって。

建設中止から200年間放置されたのち、屋根を付けて建築物として使えるようになったんだって ・・・ 悠久の時を経て ・・・ って感じだけど、歴史というもののスパンが長いよね~(笑)

しかし、ヨーロッパ最重量級の鐘を備え付けた聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼を差し置いて、こちらの方が「ベルギーとフランスの鐘楼群」として世界遺産登録されているのだ ・・・ リール市もそうだけど、納得できない謎である(笑)

 そろそろ帰ろうか ・・・

スタート地点の裁判所(マルガレータの宮殿)まで戻ってきたが、もちろんKatrienはもうここにはいない。

その先にある電車の駅まで歩くのだ。

急行電車の止まらないネッケルスプール駅(Mechelen-Nekkerspoel)、向こう側には「おもちゃ博物館(Speelgoedmuseum)」がある。

苦労して持ち帰ってきたアンケル醸造所のビールたち!
春ビール、白ビール、ブロンドビール、ベルジャンエールビール ・・・ 2日間でひと通り飲んだが、(もちろん味の個性はあるが)全て美味かった!

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19.7.17

メッヘレンで街歩き~ぶらり 01

4月1日に投稿した記事 「最後のメッヘレン訪問」 で、「おそらく最後の訪問になる」だろうと書いていたのだけど、今回も行く機会があったので「~ぶらり記事」を書きます。

「エイプリルフールだった」という事でご勘弁願います(笑)

Sint-Pieters-en-Pauluskerk

例によって、僕のメッヘレン訪問は第一裁判所(マルガレータの宮殿)からのスタートになるので、歩き始めて最初に目立つ建築物はこのバロック様式の教会です。

3月に訪ねた時に内部の改修工事中だったので、多分まだ終わっていないと思うから内部見学なし。

(あ、裁判所に行くというのは嫁の仕事の関係であり、ついでに車に同乗させてもらったから)

中心の広場であるフロートマルクトへ向かうと、見事な柱廊ある建物のそばを通る(市庁舎の一部)

 大きな広場に出ると、そこがフロートマルクトで、目の前に四角い大きな塔が目に飛び込んでくる ・・・ それは聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼で高さが97m。

カリヨン発祥の地メッヘレン、その大聖堂の鐘だから偉大である ・・・ どれくらい偉大かというと、僕が訪問中に演奏されたカリヨンの曲が「さくらさくら」だった(笑)

前回来た時もそうだったから、ひょっとして自動演奏に組み込まれているのかな? ひょっとして18時の時報前に鳴るカリヨンかな(メッヘレン在住じゃないので確認できない)。

あ、偉大というのはこの鐘楼に収められている鐘の総重量はヨーロッパの最重量級で、合計が80トンもあるというのだから凄いのである。

ちなみに、この偉大な鐘楼のカリヨン演奏は夏の間の月曜日の夜に聴くことが出来る。

先ほどの見事な柱廊の建築は現在の市庁舎の一部で、評議会の宮殿になっているが、そのファサードをよく見ると。

 神聖ローマ皇帝、カール5世(Karel V)が鎮座している。

カールは少年時代をメッヘレンで過ごし、叔母であるマルガレータ妃(16世紀ネーデルラント17州総督)から教育を受けたという事である。

ヨーロッパらしく町のあちこちに花が植えられているが ・・・ 地上だけとは限らず、街灯のようなスタンドに吊り下げられたりしているので、歩く人の邪魔にならない?

 フロートマルクトは市庁舎の一角以外は、レストランやカフェが軒を連ねている。
(銀行や郵便局、観光案内所もあり)

街角の壁画アート

シンプルな外観の教会だが、内部は超豪華な聖ヤン教会(Sint-Janskerk)、ルーベンスの絵を所蔵している事でも有名である。

それをひと目見ようと、内部へ入ろうとしたが、入り口部分にはフェンスが張り巡らされていて「改修工事中に付き入場不可」の看板あり。
(ま、今まで何度も見ているんだけどね)

 (元)王立カリヨン学校
ガイド本「 ・・・ の歩き方」では、最近まで紹介されていたが、建物老朽化のため、現在は別の場所に移転している。

可愛らしい建物はそのまま残っています ・・・ 簡単には取り壊さないところがいいよね ・・・ いずれ予算が出来たら修復して、何かに活用するんじゃないだろうか?

 市立美術館 ・・・ こちらも改修工事中で休館。

う~ん、なんだか閉館、休館が多いな(笑)

 路上に意味不明なオブジェ(笑)
危なっかしいと思うのだけど、あの輪っかが落ちたというニュースは聞いた事がない。

ぶらり歩き~には、ちょうどいい場所に来た。

小ベギン会修道院(Klein Begijnhof)

こういう場所というのは、ガイドブックの地図を頼りに探しても、なかなか見つかるものではないが、ぶらり歩いていると意外と出くわすものである(笑)

何の変哲もないが、この場所に入るためには3ヵ所の出入り口しかない静かな場所。

修道院とは言うけれど、今は一般人が暮らしているので、正確には修道院跡か、旧修道院だろうねぇ。

ひとつの入り口はこのアーチの門をくぐって入る ・・・ これじゃ、地図を頼りに探して見つけるのは困難だわ(笑)

門を出ると小さな広場があり、裸婦像がある ・・・ 不思議に思うのはメッヘレンという町は、あちこちに「裸婦像」がある ・・・ 特に意図的ではないと思うのだけどね。

そして、同じく町のあちこちにあるのは ・・・

オブジェじゃないよ~

何と、空き瓶回収BOX(資源ゴミなので無料回収) ・・・ 色付きガラス瓶と透明ガラス瓶に別けられていて、それぞれ丸い蓋付きの穴から空き瓶を投入する ・・・ すると、ガシャ―ンと盛大な音を立てて瓶が割れる。

これには、最初は驚いた ・・・ 「ガラス製品は大事に扱うものである」という常識の中で育ってきたものだから、平気で何十本も投入するご婦人たちもいて、心を痛めた(笑)

ストレス発散にはいいのかもね(笑)

ベートーヴェンの祖父はメッヘレン生まれであり、祖父が洗礼を受けたという教会(Sint-Katelijnekerk)。

ベギンホフ教会(Begijnhofkerk)
こちらもご覧の通り、改修工事中で、入場不可でございました ・・・ 僕は数年前に内部見学をしたことがある。

興味があれば2013年のMechelen 街歩き vol.2」をご覧ください。

と、ここまで書いたところで、「先は長いな」と思うので、いったん切ります ・・・ この後はビールを飲んで、ちょっと遊んでから帰りま~す。


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