5.9.16

大人のバカンス 〆はブルージュで!


大人のバカンス第2弾 フランス編 ・・・ おまけ

フランス北部の海岸、オパール海岸からブルージュに帰ってきた。

ブルージュは運河の町、はね橋を渡る。

ブルージュ在住のAさんの自宅に車を置き、徒歩でブルージュ旧市街へ入り「屋根のない博物館」でのビアカフェ巡りに突入~!

 まずは旧市街内にある唯一の地ビール醸造所 「ハーフマーン醸造所(De Halve Maan)」へ。

この醸造所、世界遺産である旧市街の中にあり、瓶詰工場が郊外にあるので、トラックで輸送していたが、貴重な石畳道を傷めず、騒音を発生させないために、旧市街の醸造所から郊外の瓶詰工場まで地下パイプでの輸送をするという「奇想天外なアイディア」がただいま進行中で、9月中旬には稼働を始めるらしい。

その地下パイプ敷設費用に掛かる費用の一部は、一般に出資者を公募したところ、ブルージュの町と地ビール醸造所を愛する市民や、市外からも多く集まったらしい。

出資の金額により醸造所からビールの還付があるという ・・・ 多額出資者には生涯にわたり、毎日1本という人もいれば、1年に1本の大瓶が(生涯)もらえる人もいる。

「夢」 というかね、少額出資だとしても 「俺はブルージュの町とブルージュのビールを守ったんだ」という自負が生まれるからね、生涯にわたってブルージュの町を愛し、地ビールも深く味わえるはずだ ・・・ いいなぁ~!

地ビールの代表格「ブルグセ ゾット(Burugse Zot)ブロンド」をいただく。

工場のタンクから注がれた無濾過のブロンドビール!

「俺はブルージュのビールと町を守ったんだ」
という自負を持って飲んでいるのか、Aさん(出資者)

ブルージュの町を訪れると、避けては通れない「ハーフマーン醸造所」である。


生ビールサーバーのあるカウンター背後の棚には「Brugse Zot blond aan de tank」 (ブルグセ ゾット ブロンドはタンクから)・・・ というPOP ・・・ 工場併設だから、樽からじゃなくて、工場のタンクからなんだよね、スゴイ!

 この日は屋内カフェが超満杯で、メッチャ騒々しかった ・・・ 何かの団体の打ち上げがあったみたいなのだ。

 工場見学者たち(僕らはしていない)

 工場とタンクと、屋外テラス

さ、次へ行こう!

たまにはコースを変えて、古い石橋を渡る。
この橋に人影のないのは珍しい事だ ・・・ ある新婚さんが結婚写真撮影中だった。

町の中心部、鐘楼の塔が見える通り。

 ショコラ屋さんのウインドウ。


ハレ通り(De Garre)1番地のカフェ「De Garre

観光名所の鐘楼があるマルクト広場から、市庁舎のあるブルフ広場への途中にある路地に入った処にあるので、普通の観光客がたまたま入るような店ではない ・・・ ビール好きが、情報を元に探し当ててくる店なのだ。

 1階が満席だったので、2階へ上がると何とか2人が座れる場所は空いていた。

僕はゲントのグーデンドラーク、AさんはAugstijn のブロンド。

ま、ここは来馴れているのでハズレはない。

シックな内装です。

マルクト広場のギルドハウス群(今はレストラン群)

ブルージュの鐘が鳴る鐘楼

観光馬車


Kemelstraat 5 にある「ブルグス ベールチェ('t Brugs Beertje)」

300種以上のベルギービールの中から選べるという、カウンターは様々なグラスだらけ~

300種類の中から真剣に探すのは大変なので、カウンターに座り、目の前にあるタップの中から「今月のおすすめビール」である 「LAMORAL Tripel 8%」 をいただく ・・・ グラスはブルージュのクマちゃん(ハウスグラス)。

味? 忘れてしまった!
おいしかったのは事実です(笑)

カウンター奥の棚に、クマさんと一緒に「欧和」のグラスが ・・・

「欧和の今井さんは元気かねぇ」なんて、Aさんと一緒に訪ねた 欧和ビールの工場見学 の事などを思い出した。

さ、ブルージュのビアカフェも3軒楽しんだ事だし、そろそろ帰ろうかな。

ブルージュのクマちゃんカフェ('t Brugs Beertje)を出て、ブルージュ最古の教会、救世主大聖堂の塔の下を通る。

駅へ向かうと大聖堂が遠ざかっていく ・・・

Aさん、ありがとう!
フランスへのドライブ、お疲れさま。
ブルージュのビアカフェ巡りにもお付き合いいただき、駅まで見送ってくれて、最後までホントにお世話様でした。

ここからは自力で帰ります(笑)

飛行機の機内のような、2階建て電車の2階 ・・・ 2階建て電車は音が静かで、景色もよく見えて非常にいいのだけど、くじ引きみたいに「たまには当たる」くらいのもの(笑)

 途中停車のゲントSP駅

ローケレン(Lokeren)の教会

すっかり夕焼けになっているが、国境を越えてフランスへの「大人のバカンス」日帰りにもかかわらず、多くの事を体験出来た。

このブログ記事も3回に分けて書くくらいだから、どれだけ中身が濃かったかという事だね。


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