24.7.16

空の旅 羽田~ベルギー

7月11日(まだそんなところにいるのか)

羽田空港で乗り継ぎをして、ルフトハンザ航空の機材に乗ることになった。

飛行ルートは北へ向かうので、本州を北上し新潟へ向かっていると思う ・・・ その辺が不思議なところでね、平面地図を見るとヨーロッパは日本の西にあるのだけど、北へ向かうのである。

え? まさか富士山!

と思った山の影があったが、後で調べてみたら山形県にある鳥海山(出羽富)ではないかと思われる。(日本海上空より)

 ルフトハンザ航空だからウェルカムドリンクはドイツビール!

安定飛行に入ったら「昼食」
エコノミークラスだから贅沢は言わない ・・・ でも、僕にとっては十分に楽しめる食事だ(笑)

立派なお品書きもあったので、「和風バーベキュービーフをご飯に乗せて」をいただく。

僕の隣に座っていた日本人男性は、滅茶苦茶食べるのが早くて、僕が半分くらいの時にもう、完食していた ・・・ さすが日本人! と、感心している僕は焦らず、ゆっくり食べた。

隣の男性とは、席を立つときの「ちょっと、すみません」くらいしか口を利かなかったねぇ。

考えてみたら、今回の帰国で全部で8回飛行機に乗ったが、隣の人と一度もおしゃべりらしい会話をしなかった ・・・ 旅は道連れとは程遠い。

8回飛行機に乗ったが、そのすべてが窓際の席だった!
4回は窓際をリクエストしたが、後は航空会社任せだったのに、僕にとってはラッキーなすべて窓際席だ。

ルフトハンザの機材は座席モニターに「飛行状況」を映し出せるが、これがなかなか面白かった ・・・ フライトシュミレーターか?

パイロットになった気分も味わえる(笑)

目的地のミュンヘン到着2時間前には「夕食」が出るとの予定通り ・・・ 「軽い夕食」 鮭の柚子庵焼き!

ありがとう、ルフトハンザ! 僕の超格安航空券にもちゃんと食事を付けてくれて ・・・

何度か書いたと思うが、今回の帰国で利用したANAとコードシェア便(ルフトハンザ)のチケットが、ブリュッセルから沖縄の往復合計で 60,370円 ポッキリという安さだったからね。

「そんなに安いなら、食事はなくても我慢するぞ」

 バルト海を越えて、そろそろドイツ上空へ ・・・

このシミュレーションはわかりやすかった!
「日本からヨーロッパへ行くのに、なぜ北へ向かうのか?」

そう、地球は丸いので、ロシア上空を通過した方が最短距離になるのである ・・・ 発想の転換というか、平面の地図だけを見ないで、たまには丸い地球儀を見て「世界」を感じたほうがいいね。

ミュンヘンに近づいたが、田園風景のドイツである。

1時間前くらいの機内では「ミュンヘンの天気は晴れ」 とアナウンスされたが、着陸時に結構な土砂降りの後、虹が出た。

ミュンヘンからブリュッセルへ向かう機材は小型機 ・・・ 僕のスーツケースが1個搬入されるのが見えた。(この後、もう1個は搬入されてないことが発覚する)

ミュンヘンでいったんドイツへの「入国審査」があった ・・・ 僕が並んだ列の審査官は若い女性2人だったが、厳しかった ・・・ ドイツ語が話せない人に対してだったのか、異常に質問が長く(もちろん英語で) 別の列がどんどん減っていくのにこちらは進まず、僕の後ろの人は別の列へ移動して、僕よりも早く終わった。

結局、僕は一番最後の人になってしまった ・・・ しかも、審査が済んだ後も持っていたリュックのX線検査を受けることになった。

おかげで、楽しみにしていた 「ミュンヘン空港内の醸造所で生ビールを飲む」 という希望は絶たれてしまった (号泣!)

楽しくなかったミュンヘンにさようなら!


雲の上の空がきれいだ!

ベルギー、ブリュッセル空港近くも田園風景です(笑)

ベルギー着陸!
EU圏内の入国審査は済んでいるので、預け荷物を受け取って空港を出るだけの段取りだったのに ・・・ 1個目のスーツケースを受け取った後、2個目が出てこない!

嘘だろ、まさかのロストバゲージ?

同じ状況の人が4名ほどいた ・・・ この状況を伝えようと係員を探していたが、見つからないので出口に向かって歩いたら、出口近くに貨物会社の「Claim / Reclaim Swissport」という窓口があったので、拙いオランダ語で「もう1個のバゲージが出てこないのですけど」と言って、控え証を提示した。

ま、相手は手馴れているので 「OK、この用紙に住所、氏名、電話番号を書いてください」 「それはどんなバゲージですか?」 と聞かれたので 「これと同じ大きさで黄色いハードプラスチック、それに黒いベルトが巻かれています」 と、伝えた。

「このWEBサイトであなたのバゲージの状況が分かりますから、家で確認しください」 と、言われて1枚のプリントを渡された。

とりあえず、それで終わり。

 ブリュッセル空港を後にする ・・・

Katrienが迎えに来ているが、迎えの人は駐車場からターミナル内には入れない規則になっていたらしい(その翌日に解除された)

2時間近く、駐車場で待っていたKatrien とMomoたろうコンビと3週間ぶりの再会。

家に着いたらさっそく、スーツケースを開けて、Momoタロウたちへのお土産を広げる!

「あんたどこへ行っていたの?」

みたいな表情ではないか(笑)

あ、そのロストバゲージは約24時間後に自宅に配達された。


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