20.8.14

Yanbaruへ! 沖縄本島北部01

妹夫婦と一緒に沖縄本島北部観光!

妹の旦那が16年ぶりの沖縄入りという事で、僕が車を運転してヤンバルヘGO!(沖縄では本島北部の事を山原、やんばる、と言う)

あいにくの雨模様、「まあ、途中で止むこともあるさ」と、運は天任せ。
沖縄唯一の高速道路を、ほぼ始点から終点まで走って、名護市許田で降りて一般道へ・・・

名護市街に差し掛かる所にある、A&Wの看板。

1963年に沖縄の屋宜原にオープンしたのが、日本初のファーストフードレストランだったというのだ、当時アメリカンナイズされた沖縄を象徴するような出来事だったのかもしれない。
沖縄県民に愛されて、間もなく50年 ・・・ て、僕が宣伝してもしょうがないが、本土から沖縄観光に訪れると「沖縄に来たらA&Wのドライブスルーを体験しなければ!」と言う時代もあった!

16年ぶりに沖縄入りした婿殿にも紹介しておこう!

 A&Wに来たら、「ルートビア」というドリンクを体験してもらいたい」って事で、「S - M - L、どのサイズにする?」 「よくわからないのでSにしときますわ」と、Sを注文すると、カウンターの女の子は「ルートビアは、おかわり自由となっております」 と、言うではないか!

「S - M - L、おかわり自由なのに値段が違う意味はあるのか?Lサイズを注文したらLサイズの値段でおかわり自由なのか?それとも、グラスの選択による値段の違いなのか?」 と、謎が謎を呼ぶA&W。

「ビア」と名が付くだけに、アメリカンサイズのビールジョッキで飲むのは豪快そうでいいかもしれないが、初体験であれを飲み干す自信はないので「Sにしときます」というのは賢い選択だと思う。

 カーリーフライドポテト?だったか、僕も初めて食べた・・・オニオンリングなども。
婿殿がルートビアのSを飲み終わる頃、店員が来て「おかわりいたしましょうか?」と聞くので、とっさに「はい、お願いしますぅ」と答えてしまった。
「どうですか、味は?」と聞くと 「不味くはないけど、微妙な味ですなぁ」 という事だったので、実は2杯目は要らなかったのかもしれないが、ま、無料なのでいいか、無理しても飲んでくれ。
僕は、ビールの味を知らない頃は、割と好んで飲んでいたが、ビールの味を知ってからは全く飲まなくなったルートビアです。

名護から本部(もとぶ)半島の海岸道路で車窓から景色を楽しむ。
沖縄海洋博記念公園を通過して、備瀬集落に到着。

記念公園の「ちゅら海水族館」は沖縄観光の目玉だが、夏休み期間という事もあり、大混雑を予想していたので、見学を見合わせたのだった。

 それよりは「沖縄の原風景の残る備瀬集落のフクギ並木をゆっくり歩いたほうが良い」と考えたのである。
小雨ちらつく散策だったが、密生したフクギ並木では雨は落ちてこない・・・天然のアーケードのようになっている。
樹齢100年以上はするであろうフクギの根元は、より強固な壁を作るかのように複雑に絡み合っている。

 こうしてみると壁のようになっているフクギ並木・・・台風の多い沖縄で、コンクリートのない時代から、防風林、防火林としてその役目を果たしてきた。
その通路・・・道幅約1.5m~2mは砂で覆われ、ゴミはなく、近くに住む住民が落ち葉を掃いたほうきの跡が見えるほどである(この日は雨で消えていたが)


のんびり歩く ・・・


ジブリの世界のよう?

海の見える場所に来たけど、あいにくの雨。

遠くに伊江島が見える。

と、ここで登場人物が増えた!
突如として現れた、60代くらいで色の黒い小柄な男が「僕の家に来て、海ぶどうを食べて行って」 と、誘うのである・・・何やら怪しげだ・・・見知らぬ観光客に気軽に声を掛けて自宅に誘うとは。
ちなみにこの男は、この漁具の網でモズク養殖をしているのだという。


彼の家の庭、パパイヤとシークヮーサー(ヒラミレモン)がたくさん実を付けていた。
彼が大きなシャコの貝殻に、海ぶどうを入れて持ってきて、庭のシークヮーサーをもいで、汁を絞ってかけ、「はい、どうぞ!私が養殖している海ぶどうです」と、言う。

僕に「お兄さんはどこから来たの?」と聞くので「南部の佐敷です」と答えると、彼は「私は佐敷に友だちがいるよ、鉄筋屋のSさんだけど」 え?なんと 「Sさんは僕の家のとなりの方ですよ!」という事になって、彼とも友だち付き合いみたいになってしまった。

2人のナイチャーを観光案内しているウチナーンチュに見えたようだ。

彼は、自分の商品をすぐに売ろうとはせず「私が備瀬を案内するよ、付いておいで、時間はかからないから」 と、歩き出した。

「あ、海ぶどうごちそう様、とても美味しかったです」

集落内に数千本はあるフクギの中でも、面白いものをいくつか紹介してくれた・・・これは2本の木が途中でキスをしているようにも見える「夫婦フクギ」この木にはたくさんのコブがあり、猫に見えるもの、蛇に見えるもの、たくさんの動物がくっついていた・・・う~ん、確かにと、うならされる。

まぁ、この方の喋り方は冗談と、ダジャレが強すぎて、付いて行くのに苦労しながらも爆笑の連続だった。

 
彼に撮ってもらった写真。
ナイチャー2人を案内するウチナーンチュ!
「私はこれでもカメラマンだからね、水中の」 と、腕には自信がありそうだった・・・いい写真をありがとう!

 フクギ並木の壁にぽっかり空いた穴、屋敷裏の通用門らしい。
やっぱり現地に住んでいる人の案内は素晴らしかった!

 ひと通り(15分ほど)回った後、彼の本拠地に到着した。
モズクを2袋(1000円)買いましたとサ。
興味のある方は、こちらへご連絡ください。

 備瀬集落入り口の駐車場近くには、レンタサイクルもあるので利用してもいいかも ・・・ でも、僕は、ゆったりと歩いたほうがフクギ並木を満喫できると思う。

WEBアルバム「Okinawa - 17 Aug 2014

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