29.8.14

KLM で空の旅

大阪からベルギーに帰るのに、空の便は KLM を利用する。

いままでは、

JAL : ベルギーからアムスまで、送迎バスを運行してくれて、日本全国均一料金というのが沖縄行きの僕には魅力だった。(後に路線廃止)

チャイナエアライン : 沖縄発 - 台北 - バンコク - アムス - 自力(電車)でベルギーへ、飛行機乗り換えが2回あり、時間もかかりめんどくさかったが格安だった。(後に格安券がなくなった)

キャセイパシフィック : 沖縄 - 香港 - アムス、自力(電車)でベルギーへ、時間にロスのない格安なので、お気に入りになりそうだったが、日中関係悪化のせいか、格安がなくなった。

いずれもアムステルダムを発着する路線なのは、オランダ語圏なのでドイツやフランス、フィンランド、ロンドンで乗り換えするより、僕にとっては安心だからである。

そこで、アムステルダム・スキポール空港を拠点とする KLM が登場してくる。

以前は格安(最安というか)航空券検索ではなかなか出てこなかったが、最近は1番に出てくるのでありがたい。

 では行きましょう、KLM で空の旅!

「関西空港も利用しやすい空港のひとつである」と付け加えておこう ・・・ 国際線で成田、移動して国内線は羽田なんて最悪だ。

 ウイングシャトルという移動バスで搭乗口まで来て、僕の乗るKLM機体が見えた。

 滑走路に向かうが、後続に5機も待機中である ・・・ 混んでますなぁ。

 予定通りに飛び立つ。
KLM の日本便には日本人乗務員がいるし、オランダ人乗務員も親切なので、英語がわからなくとも、オランダ語が下手くそでも、うろたえる事はない。

安定飛行に移ったところで、ウェルカムドリンク ・・・ 午前中ではあったが、ハイネケン!

 間もなく、昼食の「三色弁当」
最近はエコノミークラスでも「おいしい食事を」心がけているようで、ホテル・ニューオータニとの提携でメニューを作っているらしい ・・・ 確かにおいしくなってます。

前述のチャイナ・・・、キャセイ・・・ は、おいしいとは言えなかった。

 シューマイとエビ ・・・ 大好き!

デザートのあんみつまで ・・・ えぇじゃないか!

飲み物は白ワインで、と ・・・
まぁ、今後の睡眠タイムの事も考えての事だ。

 関空から、アムステルダムまでの飛行時間は11時間という長時間。

朝鮮半島、中国、モンゴル、西シベリア、スウェーデン、デンマーク、オランダと続く空の旅。

 1万メートル上空からは地上の地形や、道路、街の形などがわかるが、果たしてそこが何処なのかは、シートに付いている航路案内画面の大まかな地図ではわからない。

 窓側の席だったので、外を眺めるのも楽しいが、多分3時間くらいは寝ていたと思う。

あ、そう、座席指定はインターネットで予約できるので、早めに予約しておいたのだ。
窓側の席は景色を眺められる特典はあるが、トイレに立つ時、通路側の2人を押しのけないといけないというのが辛いところである ・・・ となりに、優しい人が座りますように ・・・ と、祈らなければならない。

今回、隣は空席で、通路側には若い男性で、優しい人だった ・・・ 隣が空席というのは、かなり楽で、ワンランク上のシートに座っている気さえする。

 さあ、いよいよヨーロッパ!
バルト海に差し掛かったところで、2度目の食事(昼食2回?)
ピラフ? おいしかった!

チーズの入ったサラダ ・・・ これもよし!

 で、また白ワインと ・・・

リアス式海岸なのか?

デンマークの東西を結ぶグレートベルト・リンクという長い橋が見えた!
イースト・ブリッジとウエスト・ブリッジの2つの橋からなるが、長い方のイーストブリッジは中央スパン1624mのつり橋で、世界最長になるはずだったが、工事が遅れている間に、日本の明石海峡大橋が先に完成して世界最長となり、この橋が完成した時は世界第2位の座となったという。

 さて、オランダに入り飛行機は着陸態勢に。


 ゴルフ場!

 見事に着陸!

 KLM の本拠地スキポール空港。

 大事な事を教えておこう。

KLMの座席は、エコノミーでもヘッドレストは、可動式のヘッドホルダーになっているので、空気を膨らませて首を支えるグッズ ・・・ あれは要らないよ。

この可動式ヘッドホルダーに気づかず、使わない人が多いけど。

入国審査を済ませ、預け荷物を受け取りロビーへ出てくる。
不思議な事に、預け荷物を受け取って出て行く時には何のチェックもない ・・・ 「番号を確認して、間違えのないように」 とのアナウンスはあるが、チェックはしないんだよね。

次にやるべきことは、Eチケットでベルギーまでのタリス列車のチケットを受け取る事 ・・・ チケット売り場のインターナショナル窓口へ行き、印刷されたEチケットを見せるだけ。

タリスチケットをゲットしたものの2時間待ち。
「アムステルダムは気温が20度、晴れ」という、機内アナウンスの通り、涼しくもカラッと晴れた絶好のコンディション!
ヒマワリの花がやっと咲き始めたばかりの花壇。


写真を撮っていたら 「コンニチハ」 と、オランダ人男性が声かけるので 「こんにちは、日本語が上手ですね」 と、返したら「少しです、私は日本に行きました、日本の食べ物は美味しいです。すし、刺身、天ぷら・・・」
そうかそうか、お好み焼きは? と尋ねたら「?」だった。
「じゃ、僕はハイネケンを飲んでくるので、さようなら」

オランダの木靴。
コンビニでオランダのビール3種を買い込んでリュックへ!

 空港地下の駅でタリスを待つ、画面でタリスの車両番号と停車位置を確認した方がいい。

 他の電車も次々にやって来る。

 タリス!
フランスの誇る高速列車 ・・・ アントワープまで1時間弱!

 チケットの指定通り13番車両の41番シートへ座ったが、なんと、ここは一等席ではないか!
Eチケットには2等席と書いてあり、タリスチケットにも2等席と書いてありながら、指定通りに座ったら1等席 ・・・ これでいいのか?
車掌さんに聞いてみたら 「それでいいのだ」 ということだった。

座席幅が広すぎてねぇ、かえって居心地が悪いのだ!

アントワープ中央駅に着いたら、もうわが家も同然!
ひょいとリール行きに乗って、わが町リールへ!
Katrien が車で迎えに来てくれていた。

Katrienと、久しぶりにリールの街を歩き、教会の鐘がカリヨンコンサートをする音を聴きながら、カフェでおつまみを食べ、ベルギービールを飲む。

至福のひと時を過ごしたのだった。


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アントワープ ホテル宿泊

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