8.1.14

テニスで突然死

1月2日(木)
Katrienと、テニスの打ち初めとして午後3:30頃からクラブへ行き、テニスを始める ・・・ ホントは3:00からだったが、遅れて行った5番コート。

隣の6番コートには、近頃よくテニス練習をしている、70代近い初心者のご夫婦がいた ・・・ 良く隣り合わせのコートになる事があるので、挨拶くらいはして、ボールが来たら返してあげたりして、「ありがとう」「すみません」 くらいの言葉を交わしていて、僕はKatrienに 「あのご主人はEU大統領の、ファン・ロンプイ氏に似てるねぇ」 なんて、言ったこともあった。

この日、彼らは多分3時から練習を始めたと思うが、午後4時ごろご主人はトイレへ行って、戻ってきて、僕らのコートの後方を歩いて6番コートへ向かっていた ・・・ その時、僕とKatrienはボレー練習で、Katrienがネットに来ていて、後方は空いていた。

ちょうど僕らのコートの後方、半分くらいに来たとき、突然、そのご主人が、前のめりに倒れた。

僕とKatrien、6番コートで待っていた奥様も駆けつけて、助け起こそうとしたが、意識を失っていて動かない ・・・ かけていたメガネは外れ、口から少量の血を流している。
うつ伏せになっていたので、仰向けに体を直し、Katrienがクラブのカフェの受付に救急車の手配をさせてくる。

屋内コートで練習していた人たちが集まってきて心配そうに見守る ・・・ 5分ほどしてから意識が戻り、駆け付けた年配のコーチが 「あなたの名前はなんですか?」 「あなたは何歳ですか?」 「どこに住んでいますか?」 と、立て続けに質問すると、それには明瞭な言葉で応えた ・・・ しかし、体を動かすことはできない。 

10分ほどして救急車が到着 ・・・ 心拍計を付けて応急処置をしたのち、病院へ運ぶ ・・・ 心拍は安定しているように見えたが ・・・ 搬送中にも発作が起こり、病院で緊急手術を行ったそうだが、そのまま帰らぬ人になってしまった。


僕らは今日も同じコートで練習をしたが、終わった後、その年配のコーチに会ったので、あの時のその後の事を聞いてみたら、そんな内容だった。

健康維持のために始めたテニスだっただろうに ・・・ 普段の事がわからないが、持病を持っていたのかもしれない。

奥様の心情を察するに忍びない ・・・ ご主人のご冥福をお祈りします。

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