30.11.13

木曜日

霧深い朝だった木曜日。

 
AM 7:56 まだ外灯が点いて、薄暗い 8時から8:20頃までは、この道を学校へ通う子供たちが自転車で押し寄せる道だ。

 
お昼前にMomoちゃん散歩に出る ・・・ 紅葉はまだキレイ!

 
緑の葉を残しているところもある。

 
Momoちゃんのこのスタイルが好きなんだよねぇ ・・・

 
遠くを見つめるMomo ・・・ 枯葉が落ちてきた。

 
赤・緑・黄色が織り成す紅葉 ・・・ 薄っらと霧がかかって。

 
空気は冷たく、身が引き締まって気持ちいい。


木曜の夕方、テニスクラブの仲間から急遽、「メンバーが足りないから来てくれないか」との連絡あり、19:00から6名でテニス ・・・ 3つに分かれて1時間はシングルス。
僕は、巨漢エディーと対戦 ・・・ エディーはダブルスでは、僕よりクラスメントを上げてきているが、シングルスではまだ粗さが目立つ ・・・ 6-4、5-4(時間切れ)で勝利した。

そのあとダブルスになるのだが、6名でダブルスでは2人余るから、僕とヤンさんはカフェで観戦に回った ・・・ もちろんビールを飲みながらね。

時々、そうやってメンバー不足の時に、呼んでくれる人がいるからありがたい ・・・ いつもはKatrienとばかり練習しているから、時にはスピードのある男子の中で揉まれないと腕がなまってしまう。

それはいいとして、このメンバーとテニスをすると、アフターテニスのほうが時間が長くて大変な目にあうことがある ・・・ 2時間テニスを楽しんだとして、あと2-3時間カフェで懇親会は続く ・・・ 僕はヤンさんに車で連れてきてもらったが、帰りはKatrienを呼んで、迎えに来てもらった。

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28.11.13

まだ紅葉がねばっている

11月27日、Momoちゃん散歩。

朝、カーテンを開けると窓の外は「燃えているような赤い色」の紅葉が目に飛び込んでくる。
 
西洋ブナ銅葉品種の紅葉だ ・・・ 真ん中奥の方にはアメリカガシワの紅葉 ・・・ 朝日が当たる前の明るさで、少し霧がかかっている。

(2012年11月25日、同じ角度から)

ね、去年は早々に紅葉が終わり「木枯らし桃次郎」の季節になっていたのだよ ・・・ 天気情報によると、今年の11月のベルギーは日照時間が記録的に少い事になりそうだという ・・・ 日照時間は紅葉の持続時間に関係ありか?

 
道路清掃車を見送るMomo ・・

 
紅葉を長く楽しめるのはいい事である。

 
道端にカモの一団がいて、孫を連れたおばあちゃんなどがパンを与えに来て喜んでいるのだ ・・・ それで、カモやバンなどの鳥たちがこの辺りで定住している。 

 
外の川から、市内の川に入る場所にある水門小屋 ・・・ 16世紀建造のこの小屋の右側に開いている通路を通って散歩を続ける。


水門小屋の通路の窓から見た旧市街 ・・・ 聖グマルス教会が見える。

 
カエデの黄葉に赤い色が侵食してきている。

 
さらに歩き続けると川沿いに出る。

 
人通りが少なくなったところで、今朝の一発!

 
さわやかに自転車道を歩くMomo。

 
定点観察のホップ毬花

 
遊歩道に戻ってきた。

 
夜の散歩

 
 
夜はライトアップされている水門小屋 ・・・ 「シンテルクラースが来る!」のイベントでは、ここがシンテルクラースの家になる。


この水門小屋から、我が家の前まで遊歩道には、街灯がついて明るく照らされているから安心して歩ける(LEDランプの街灯なんだ、これが)

という事で、1日2回のMomoちゃん散歩 ・・・ 今日は僕が担当しました ・・・ 1時間半くらいは歩いた事になるか ・・・ Momoちゃんのお蔭で運動不足解消 ・・・ 週2-3回のテニスは続けているけどね。
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26.11.13

木枯らし桃次郎

Momo月曜散歩

「あっしには関わりのねぇことでござんす」


よっ! 桃次郎!

わっかるかなぁ~ ・・・ わっかんねぇかな~

紋次郎を桃次郎に変えて「木枯らし桃次郎」になったんでござんす。

月曜散歩で、Momoは歩道に落ちていた長い竹串を見つけ、それを気に入って、ずっと咥えて歩き続けた ・・・ 遊歩道では木の枝を咥えて歩くことがよくあるが、木の枝のない街中の歩道でよくそんなものを見つけたなぁ。

 まだ木枯らしは吹かないが、紅葉も落ち葉となり

 落ち葉清掃係は忙しそうだ ・・・ これは背中に背負った小型エンジンを回して、ヘアドライヤーの原理で風を起こし、歩道に落ちている枯葉を吹き飛ばす装置である ・・・ 拾いはしない、木の茂みに吹き飛ばすだけね。

 いい風景だ!

 紅葉狩りの老夫婦

 途中から街の中に入る

 Hotel Florent
GK川島選手がリールのLIERSEに移籍した時に、最初の2週間くらいを過ごしたホテルだ。

 ホテルの角にある聖母子像には、LIERSEの応援マフラーが掛けられていた。

 建物の間にトンネルがあり

 そこを通り抜けると「醸造所通り」という小道になるが、現在は醸造所はない。

 聖グマルス教会

 Momoはこの辺で、竹串を見つけたようだ。

冬の太陽は昼間でも高度が低く、影が長い。

楓の黄葉

えっと、何か書き忘れたような ・・・
あ、このブログの最近の記事は、GoogleのBloggerでオンラインで書いている・・・連携するPicasa3のビュワーから、写真を選んで貼り付けると、大判の写真もアップロードされて、ブログ記事の写真をクリックすると拡大できるというおまけ付きになっている!

お気づきだったでしょうか?

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教会でのコンサート

11月24日(日)、特に予定のない日曜日だったが、昼にMomoちゃん散歩をしたあとは、夜にクラシック音楽のコンサートに出かけることになっていた。
気合を入れて行くのじゃなくて、気楽にね ・・・ 何しろ、場所は我が家から徒歩で10分、地元の音楽アカデミーの生徒たちの発表会みたいなコンサート ・・・ 250年ほど前に建造された古い(元)教会の内部で行われる。
イエズス会教会 (Jezuïetenkerk)
現在は教会としては使われておらず、その後方にある音楽アカデミーのコンサートホールとして使われている ・・・ 通りに面しているこのファサードの入口は「開かずの入口」になり、コンサートが開かれても、入場口は裏側の音楽アカデミーからの入場となる。
久しぶりにKatrienと連れ立っての音楽鑑賞!


3EURで購入した入場チケット ・・・ クラシック音楽のコンサートを聴くのに3EUR? ・・・ 安すぎ ・・・ しかも、コンサート終了後、このチケットと引換えにワンドリンク頂けるということを告げられた。
舞台の左下にはドリンクコーナーが設けられていて、ワインやビールが準備されている ・・・ これはこれは、コンサートが始まる前から、終了後の懇親会が楽しみになってきた!

コンサート会場はれっきとした教会の内装が残っている ・・・ (元)教会で、今はコンサートホールといっても、大幅な改装はしていない。

壁の塗装も剥がれたままになっていたり、古さと、資金不足をモロに表現している ・・・ 主祭壇を舞台にして、後方にはスタンド席が設けられ、プラスチックの椅子が並べられている。
 
19:00 コンサートが始まる。
アカデミーのコンサートだが、校長先生や市長やら政治家たちの挨拶もなく、アナウンスもなく、時間が来たら、出演者たちが舞台に現れ、席を整え、音合わせをしたあと、コンサートは始まった。
素晴らしいじゃないか!
(言いたくはないが)日本なら、校長先生あいさつ、父母会長あいさつ、来賓(市長)あいさつ、出演者代表あいさつ ・・・ ふぅ、「みんなが一生懸命なのは、よくわかっているよ、早く始めてくれ!」と、言いたくなることがよくある。
まぁ、そんなストレスがなく、すぅーと音楽に入っていけるのは大事なことだ。

 
オーケストラで2-3曲終わったあと、弦楽四重奏が始まる。

 
その中に1人の日本人男性。

 
アントワープに音楽留学している池上和樹くん。


和樹くんはリールのアカデミーの生徒ではないが、このコンサートの主席ヴァイオリン奏者の女性(左端)から「ヴィオラ奏者がいないので助けて欲しい」 と、いう事でゲスト出演となったようだ ・・・ 普段、和樹くんの専門はヴァイオリンだが、ヴィオラも弾けるということでの承諾だったらしい。
それにしても、この時のチェロ奏者は小学生くらいの男の子だった ・・・ このチームは2曲ほど、素晴らしい演奏をして、大喝采を浴びた。
 
主席ヴァイオリニストのソロ ・・・ Katrienも「とても上手だった」と感激していた。
和樹くんによると「テクニックはとても上手いんですけど、もうちょっと力強さがあればいいですね」との評価だった。

 

「9本のバズーカー砲による教会爆破作戦」
じゃないよ、9本もファゴットが並ぶのを初めて見たのでビックリした!

アカデミーのコンサート(発表会)なので、個人個の特技も披露しつつ、最後はまたオーケストラで馴染みの映画音楽などを演奏して会場を盛り上げ、大成功のうちに終了!
 
地域の音楽アカデミー ・・・ 年齢に関係なく音楽を学ぶ ・・・ いいねぇ、小学生から、ジイちゃん、バアちゃんまで一緒に学ぶ!

 
 当然、アンコールがあり、2曲ほど追加する。
聴衆もほとんどが家族や友人知人ばかりだろう、内輪のコンサートだ ・・・ で、なぜ僕がこの会場にいたかという事だが、先程出演した和樹くんとは、去年、アントワープのカフェ(QM)で知り合って、FB友達でもあることから、「リールでのコンサートに出演する」という情報を得たので、出かけたのであった。
 
コンサート終了後、聴衆は舞台左のドリンクバーへ向かう。

 
僕らは最初から、ドリンクバーの近くの席で聴いていたので、真っ先にベルギービールを確保して、スタンド席の後方で、会場を眺めながら飲んだ。

 
 
出演した和樹くんも来てくれて、一緒に飲む!

 
アカデミーにあった羊 ・・・ なぜに後ろ足だけ雨靴を履いているのだ?


アカデミーを出ると、聖グマルス教会が目の前にある ・・・ Katrienと和樹くんも一緒に、聖グマルス教会の正面にあるカフェで、飲みなおす ・・・ ちょうどカフェのTVではサッカーの試合をやっていて、川島選手のスタンダールがベルヘンと戦っていた ・・・ 首位のスタンダールが、最下位のベルヘンに 1-0 辛勝した。

しかし、和樹くんは偉いね、アントワープで一人暮らしで(ときにアルバイトもして)自炊しているらしい ・・・ きっと将来、プロ・ヴァイオリニストとして活躍する日が来るぞ、頑張れ!

と、応援したいのであります。
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