30.1.13

スキポール空港利用者の憂鬱

明日、大阪から妹母娘がオランダ・アムステルダムのスキポール空港着でベルギーまで来るのだが、僕が迎えに行くことになっている ・・・ 前からちょくちょく書いている、アムステルダム - ブリュッセル間の高速列車フィラ(Fyra)の馬鹿げた投入に伴い、廃止された従来のインターシティーを復活させるでもなく、ブリュッセル(アントワープ) ~ アムステルダム(スキポール空港)への直行電車はタリスのみとなってしまった ・・・

タリスはスピードは早いにしても料金が馬鹿高いので、乗りたくない人が多いようだ ・・・ 僕もそうだが、タリスに乗らないでスキポール空港に行くには、ベルギー国鉄でベルギー国境を越えてすぐのオランダ・ローゼンダール駅まで行き、オランダ国鉄のアムステルダム行き急行電車に乗る事になる。

ま、それはそれでいいとしてもだ、何が憂鬱かというと、ネットで電車の乗り継ぎを調べるサイト「NMBS Europe」で、「Lier - Schiphol」を検索してみると、2時間、3時間に1本しか電車がないことになっている ・・・ そんな馬鹿な!

細かく調べてみると、「Lier - Roosendaal」だと1時間に2本、「Roosendaal - Schiphol」は1時間に3本もある と、いうことは乗り継ぎ検索システムが、オランダ側とベルギー側の調整が取れてないってことだろうか ・・・

Fyraが遅延続き、故障続きの時には、お互いに非難しあっていたから、そういう連携もうまくいかないのだろう。

明日、「Lier - Schiphol」の普通チケットを買って、地道に1本、1本、乗り継いでいくことにしよう ・・・ 3時間15分ほどかかる見込み。

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今日(30日)は気温が12度くらいまで上がったが、天気は悪く、午前は雨、午後は厚い雲と強い風 ・・・ しかし、夜は綺麗な星空が見えた!

駅まで行くために歩いていると、オリオン座がきれいに見えたので、カメラ(RX-100)で撮ってみた ・・・ 無理と思いつつ、オートで撮ってみたら、意外と綺麗に写るではないか!

手持ち撮影(オート)で星が撮れるなんて、すごいカメラだ!(近頃のカメラは、みんなそうなのだろうか?)

あ、駅まで行ったのは、明日のためにスキポールまでのチケットが、自販機で買えるかどうか試すためだったが、画面に「技術的問題で・・・(意味不明)」と、出てきていたが、国内便チケットは買えるようだが、国外の駅名を入力することはできなかった ・・・ まったく!

明日、窓口で買うことにしよう。

 

追記

一度この記事をUPしたあと、再度 NMBS Europe のウェブサイトで検索してみたら、Lier - Schiphol 間、往復とも17.60EURという料金の時間帯があった(通常は27.80EUR)・・・即座にチェック入れてオンライン購入に成功した!往復35.20EUR!

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不思議なのは、この格安チケットは、乗り継ぎ検索に出たり出なかったりするので、しばらく考えて、もう一回検索するとなくなっていたりするのだ ・・・ なので、見つけたら即決でチェック入れて、購入画面へ進まなければならない ・・・ まるで為替トレーダーだ!

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28.1.13

ルーヴェン! Leuven!

1月27日のルーヴェン市!

モンスの帰りに立ち寄った町 ・・・ モンスの町の写真と比べて欲しい、この青空!

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ルーヴェン駅前にある広場(Martelaren Plein)に建つ Oorlogsmonument ・・・ 第1次世界大戦で、ルーヴェンが大きな被害を被った事の記念碑のようだ。

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駅前の広場から、正面に伸びる道路(Bondgenotenlaan)の先には市庁舎の尖塔が見える ・・・ まっすぐ歩けば10分ほどで市庁舎のあるフロートマルクトに到着するだろう。

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しかし、僕は寄り道をする!

1月のバーゲン期間の最終日曜日だったが、もう全て売り尽くした店はマネキンが着る服もない・・・ってか?

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ルーヴェン大学図書館

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なぜこんな虫が針に刺されて立っているのかわからない!

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大学図書館を横側から見る。

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一度は入ったことのあるカフェで、内装がとても歴史を感じさせる素敵な店だが、まだ腰を落ち着ける時間ではなかった。

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フロートマルクトへ向かう道の両側はレストラン街になっていた ・・・ 日本食レストランも多い!

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市庁舎と聖ペテロ教会 ・・・ おっ!その前に立っているのはフォンスケ君ではないか!

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「知恵の泉」と言われる噴水で・・・頭の上に掲げているコップ(ジョッキらしい)から水(ビールらしい)が頭の中に流れるという噴水 ・・・ 観光シーズン・オフの時は、水を止めて「知恵も止まる」のか?

知恵の源はビールなのか?いいぞ!さすがベルギー、さすがルーヴェンだ!

しかしこのフォンスケ君の顔は、ちょっと気味悪いぞ!

そう、ルーヴェンは「宗教と大学とビールの町」とも言われるとおり、14世紀からビール産業が栄え、15世紀にはルーヴェン・カトリック大学が作られ、ベルギー最大のベギン会修道院もここにある。

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夕暮れ時の空

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フロートマルクトと市庁舎

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オウデマルクト(Oude Markt)は、夏の観光シーズンにはテラス席が大きく張り出し、ビールを楽しむ観光客で賑わうが、流石に冬は寂しい。

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広場のベンチに美女が座っているので、隣に座って缶ビールでも飲んでいいが、ベンチも冷たそうなので止めておいた。

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聖ペトロ教会(Sint-Pieterskerk)暗くなり、ライトアップされている。

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市庁舎から伸びる脇道Tiensestraat 8 にある Domus

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この店は食事もできるカフェ、隣にビール工場を持つカフェで、もちろんオリジナルビールを造っている ・・・ Doms の名にちなんで Nostra Doms(ノストラドムス)というビール ・・・ たまにしか来れないのでハーフリッターを注文した(4.40EUR)

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店内の装飾もアンティーク調で落ち着きがあり、団体観光客も来る有名店である ・・・ 僕は2度目。

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店を出るとすぐに、市庁舎が見える。

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左がカフェ、右が「ハウスブリュワリー」 ・・・ 夏は中庭のテラス席で飲むこともできる。

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夜の市庁舎(Stadhuis)ライトアップされて綺麗に見える。

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目的だった Nostra Doms も飲んだし、帰ろうか ・・・

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Leuven 駅前

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駅のホーム

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アントワープ行のローカル電車に乗り、約50分でリール到着である。

ベルギー国鉄の格安チケットで楽しんだ長い1日、モンスとルーヴェン、街の雰囲気がまるっきり違うが、どちらもベルギーである。

 
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テニス10試合で2勝目!

久しぶりにテニスの話をしよう ・・・ 勝ったからね。

昨年末に16歳、17歳ペアと対戦して、6-2、2-6、6-10(スーパータイブレーク)で接戦したが負けて、年が明けて最年少13歳ペアと対戦、これまた接戦だったが6-7、4-6で敗れた ・・・ 改めて考えると、僕とパトリックのペアは、このウインター・ダブルスリーグで最年長ペアであった!

若者たちと対戦し、いい試合が出来るということは、嬉しいし、楽しいことだ。

2013-01-26 21.49.17

さて、土曜日はこのダブルスリーグ、全19戦の折り返しとなる10試合目 ・・・ ここまで1勝8敗と大きく負けが込んでいるが、たまたま対戦相手が上位チームだったこともある。(と、今のところ、言い訳ができる)

今回の対戦相手は25歳の青年ペアだ ・・・ しかし、彼らは本格的にテニスをやってきた青年ではなく、ポイントは5Pと10Pで、僕らとちょうど同じ ・・・ 彼らはこれまで8戦8敗の成績 ・・・ 成績をよく見ると、僕らが対戦して負けた相手に対し、ほとんどが僕らより多くのゲームを取っていた ・・・ と、いうことは実力は僕らより上ということじゃないか!

ウォーミングアップの時から、ちょうど良い相手だと思った ・・・ 実力伯仲、いい試合ができると思った。

案の定、一進一退の好ゲームを展開したが、僕の調子がイマイチだった ・・・ 得意のはずのボレーでミスを繰り返し、1セット目は4-6で落とし、2セット目、2-0 のリードからスタートし、行けるぞと思ったのも束の間、相変わらずミスを繰り返す僕だった ・・・ 2-2 と追いつかれ 2-4 と離され、相手には初勝利の笑みが浮かび始めた ・・・ 4-5 となり、相手のサービング・フォー・ザ・マッチ。

「カモン!まだ終わらないよ!」と、声かけ合い励ますが、あれよあれよと 40-15 相手に2つのマッチポイントとなった ・・・ ついに万事休すか?

いや、落ち着け、平常心だ(相手はもう勝つ気になっている)・・・ パトリックがネット、僕がベースラインでラリーを続けていたが、パトリック側に来たボールに彼は手を出さず、見逃してしまった ・・・ オイッ、パトリックはしまったぁー、と後ろを振り向く(終わったと思っている)・・・、僕は慌てて走り、右手とラケットをいっぱいに伸ばして、なんとかボールが落ちる間際にラケットに当てて、相手コートに返した!

力ないボールだったが、相手も決まったと思っていたので、ビックリしてミスをしてくれた ・・・ ふぅ~、命拾いをした ・・・ しかし、まだマッチポイントだ ・・・ 相手はひとつ逃がしたことで緊張したのか、余裕がなくなってまたもミスをした ・・・ ジュースになり、その後にまたもマッチポイントを握られたが、それもしのいでジュースにし、結局そのゲームをブレークして 5-5 のタイとした。

次のゲームで僕がサービスキープして 6-5 相手は3度のマッチポイントを逃がしたことで気落ちしたか、いいところがなくなり、僕のボレーも復活してきた ・・・ そのあとブレークして、ついに第2セットを奪って 1セットオールに持ち込んだ!

第3セットは10ポイント先取のスーパータイブレーク方式、いきなり5-0とリード、そのあと交互にポイントを重ねて10-6で僕らが先に10ポイントをとって、まさかの逆転勝利を挙げた!

パトリック、両手を突き上げて勝利の雄叫び? 僕は軽く左手の拳を握ってガッツポーズ ・・・ 相手にはかわいそうな試合だったが、仕方ない ・・・ これが勝負の世界だ。

この日はこれで終わればよかったんだが、もうひとつの試合が予定されていた。

休憩しないで、すぐに次の試合に入る ・・・ 相手は今シーズン絶好調の巨漢エディーと、のっぽのペーテルという難敵だった ・・・ 特にエディーの巨体のサウスポーから繰り出す、スナップの効いたスライスサーブは初対戦のパトリックには難しい相手だった。

僕も人のことは言えないが、とりあえず返すことはできる ・・・ が、あとが続かない ・・・ 1セット目は、あっという間に 0-6 で終わってしまう。

しかし、2セットに入ってからはパトリックもなんとかリターンできるようになり、試合の形を作って、面白いラリーも多くなった ・・・ 巨漢エディーのスマッシュを3回も返すというラリーもあった。

4-6で2セット目も取られて負けたが、楽しい試合だった。

ビール好きのエディーと、久しぶりに一緒にビールを飲んだ ・・・・ 4人でひとりづつおごって4杯飲んだことになるか ・・・ Katrienが迎えに来てくれていたので、運転の気兼ねなく飲めた。

話によると、巨漢エディーは「FacebookでYukiのアップした写真をたくさん見ているし、ブログも読んでいるよ、ネットでオランダ語に翻訳してね」と、言うではないか ・・・ 僕がまともな日本語を使用していないので、面白いオランダ語に翻訳されるはずである。

そうか、「日本語話そう会」のベルギー人の中にも、このブログを読んでいる人がいる ・・・ まともな日本語を書かないといけないね。

今日は文字だらけになってしまった。

自分でも読み返す気がしない ・・・

あ、Leuvenの記事を書く予定だったが、テニスの内容を忘れないうちにと思って、書き始めたので、Leuveはまた、近いうちに!

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モンス! Mons!

ベルギー国鉄1月の格安チケット(Shopping Deal=8.9EUR)で、ベルギー・ワロン地方のモンス(Mons)まで行ってきた。

家を出る時から小雨模様だったが、今日がそのチケットの最終日だったので、強行軍!

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インターネットでのみ購入できる、ショッピングチケットは、ベルギー国内どこへでも1日での往復に8.9EURと、ほんとに安い!

去年は9.9EURだったが、さらに安くなっているのだ(インターネットのみになったので、その分かもしれない)

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Brussels Noord 駅で乗り換え、となりのホームに来たルクセンブルク(大公国)行きの電車 ・・・ 実は今回、隣国のルクセンブルクに行こうかと思っていたが、前日にテニスの試合を2試合やって、ビールもたくさん飲んで、遅くまで起きていたので、あまりにも遠いところへ行くのは諦めた。

ショッピングチケットでベルギーの最南端の駅まで行き、そこからルクセンブルク行きのチケットを買えば、安く行けるという計算をしていたのだがやめた ・・・ リール ~ ルクセンブルクは4時間13分かかる。

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モンス駅までは2時間12分。

Lierを出るときは「ベルヘン・Bergenへ行く」というが、着いたところは「モンス・Mons」となる ・・・ 電車内でもブリュッセルを通過するときはオランダ語、フランス語併用しているが、ワロン地方に入ると車内電光掲示板もフランス語のみとなる。(ちなみに「山々」という意味である)

PITA Petite

家では朝食をしないで飛び出してきたので、モンス到着してすぐに駅前のPITA(ケバフ)屋で腹ごしらえをする ・・・ ちょうど12時頃になっていた。

店に入ると「ボンジュール」と迎えてくれる ・・・ そうだった、ここはフランス語圏だったのだ ・・・ 相手(店員)は、オランダ語や英語など使おうなんて思っていないから、フランス語オンリーである。

「ピタ ペティ」 と注文する・・・「ソースは何にする?」みたいなことを聞くので 「ピタサウス」 と答える・・・「ここで食べますか?」みたいなことを聞くので、テーブルを指差して 「ヤァー」 とオランダ語で答える。

PITA Petite (ケバフの小)3.5EUR、缶ビール1.5EUR

雨の降っている外を眺めながら、「カメラのために傘を買おうかな」などと考え、ゆっくりと食べて、店を出るときには、雨は上がっていたぁ!

なんという、運の良さ ・・・ ま、元々楽天的、ものの考え方をする僕には「今日は運が悪かった」と思う日も少ないのだが、たいていは行く先々では幸運に恵まれることが多いのだ。

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モンス駅に到着する直前に車窓から見えた塔が気になったので、見に行った ・・・ 教会の鐘楼のようだが、教会はなく、塔だけが立っていて遺産として残されているようだった。

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近くにあったこれは ・・・ 犬の糞取り(入れ)ビニール袋が入っている箱だった ・・・ 無料でこんなものまで配布されているんだね ・・・ それでも歩道上で犬の糞を多く見かけたが ・・・ 元々、路上ウンチが多いからこういう対策をしているが効果がないということなのか?

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お店のウインドウ ・・・ 全てかわいかった!

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歴史を感じさせる小道が多い ・・・ そして坂道!

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ショッピングストリートだが、日曜は休業日。

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日曜日は人が少ない? 石畳の道を歩いているのは鳩と、僕だけだった!

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グランプラスと市庁舎(Hôtel de Ville=黒っぽい建物、鐘の塔付き)観光客も少ない ・・・ と言うか、ほとんどいない! ・・・ それは、ひとり手ぶらで、ぶらり歩きの僕には嬉しいことだ ・・・ 喋らなければ地元住民のように歩けるのだから。

(フランス語ではグランプラス、オランダ語ではフロートマルクトと言う)いちいち二つの呼び名があるという、めんどくさい国なのだ2言語国家ベルギーというのは(実は3言語だが・・)

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市庁舎の真ん中に穴が開いていて、その奥にまた小さな穴が開いている。

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2番目の穴を通り抜けると「市長の庭」(Jardin du Mayeur)というのがあるらしい

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彫刻「ロピウールの噴水」というのがあり、いたずらっ子の少年が水道の蛇口から出ている水を手に取り、通りかかる人にひっかけようとしている図らしいのだが、近くで顔を見たらオジサンぽい顔をしておった。

冬だからか、庭も観光ガイド本に載せるほどのこともない寂しさだった。

DSC03299グランプラスから見える、聖エリザベス教会の塔。

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聖エリザベス教会内部 ・・・ 装飾品は少ない。

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主祭壇、僕が入った時に2人の来訪者がいて、出るときに2人が入ってきた ・・・ キリスト教信者(多分)は、備え付けのロウソクをとって(50セントくらいのコインを箱に入れる)明かりを灯すのが習慣のようである。DSC03355

聖エリザベス教会の裏側。

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世界遺産である鐘楼、ベルフォルトのある丘に上るとモンスの街が一望できる ・・・ モンスの名のとおり「山々」が見える ・・・ 山というより小高い丘の感じだが ・・・

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市庁舎の塔と、エリザベス教会の塔が見える。

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世界遺産の鐘楼(Beffroi)1662年建造、ベルギーに存在する唯一のバロック様式鐘楼で、高さは87mある。

丘の上の87mの塔に登れば、さらにパノラマが広がるはずだが、冬に登るのは無理のようだ(観光シーズンには多分、登れると思う)

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鐘楼のある丘のすぐそばにある、聖ウォードリュ参事会教会 (Eglise collegiale Ste-Waudru)

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横にある入口から入る。

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この教会、僕が紹介するなら「徹底的に3Dにこだわる教会!」とキャッチコピーを付ける。

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アントワープの大聖堂など、美術館かと思うほどの宗教絵画オンパレードの教会が多い中、ここは格別に彫刻、半彫刻とでも言うか、壁に取付式の立体像が多い ・・・ 興味があれば、ひとつひとつ眺めていて飽きないと思う。

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「最後の晩餐」 これでもか!ってくらいすごい ・・・ 圧巻だ!

DSC03421ワロン観光局のHPでも 「16世紀に地元の彫刻家ジャック・デュ・ブルックの作った数多くの彫刻は見ごたえがあります」 と紹介されている。

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額縁から飛び出しちゃってるからね!

黄金の馬車 Car d'Or

そして、この教会のもうひとつの見所は 「黄金の馬車Car d'Or」(1780) ・・・ 三位一体の祝日に開催される 「黄金の馬車とリュムソンの戦い」 という祭りで、聖ウォードリューの聖櫃を乗せ、祭りのハイライトシーンに登場するらしい ・・・ 今年は5月26日に予定されているようなので、是非行ってみたいベルギーの祭りだ。

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この祭りは14世紀にペスト大流行の頃、ペスト根絶祈願のために町の守護聖人である聖女オードリューにちなんで大行列が催されたのが始まりとされている。

この祭りは、人類の無形文化遺産としてユネスコ世界遺産に登録されている。

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パイプオルガンも見事なもの。

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あくまでも3Dだ!

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玉に乗る、衣をまとった骸骨!

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日本人の男が、厳粛な面持ちで椅子に座っていた ・・・ ちょうどそこにカメラを置ける台があったので自写してみただけ(セルフタイマーのテスト)

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聖ウォードリュ参事会教会 (Eglise collegiale Ste-Waudru)モンス駅から向かってくると、こんな風に見えてくる ・・・ 15世紀着工、17世紀完成のブラバント・ゴシック様式の教会 ・・・ 角張っているように見えるのは、もっと高い塔になる予定だったが、途中で打ち切ったためとか。

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モンス駅

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15:21発、Brussel経由、Leuven行きに乗り込む。

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レトロな車内のベンチ。

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気温が6度まで上がったので、雪は消えかけていた。

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起伏のあるワロンの景色もそろそろ消えていく ・・・

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大都会ブリュッセルに到着したが、乗り換えのための降車せず、乗り続ける。

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北駅周辺 ・・・ Leuvenまで行くことにした ・・・ LeuvenでAntwerpen行きに乗り換えれば、途中でLierを経由するので降りればよい。

「まだ、時間は早いし、ルーヴェンの町歩きもするかぁー!」 と、元気はまだ残っていたのである。

では、次回は「ルーヴェンぶらり歩き」だす。

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