16.4.12

家庭料理 義姉の家

ベルギーの家庭料理、田舎料理を食べたいならリンブルク州ペール(Peer)市に住む義姉(Katrienの姉)の家に行くに限る!

先週の火曜日にも僕は泊まりに行ったのだが、翌日の朝が早かったため、早寝早起きで家を出たので、お出かけ中だった義姉には会うことができなかった。

それで義姉は「土曜日に、みんなで一緒に夕食をしましょう!」と、招待されたのでKatrienと一緒に夕方の時間に合わせて出かけたのだった・・・リンブルク州というとオランダ国境にも近く、ウチからは車で1時間あまりかかり、食事をしたあとの帰り道が大変なので、いつもお泊りでの夕食会となる。

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行きの道すがらKatrienに「姉の家の近くにホワイトアスパラ農家の直売があるから、そこでアスパラを買って帰りたいね・・・、でも、今晩の夕食に出るかもしれないよね」なんて、話をしながら義姉の家に着いたら・・・

さっそく、巨大白アスパラを見せられて「これが今日のメインよ!」と言われた・・・・さすが義姉!

季節のものをよく考えてくれる。

しかし、「旬ではあるが、このところの低温続きで、なかなか生産量が上がらず、例年よりまだ高いのよ」という姉であった。

まずは、シャンペンを開けて乾杯! オリーブ漬けやチップスのディップ付け、二十日大根などをつまみ、大人の親指よりも、はるかに太いアスパラをテーブルに出して、みんなでおしゃべりをしながら皮むき ・・・ そういうひとときも楽しいものである。

皮は捨てないで、アスパラの茹で汁と皮をさらに茹でてから、皮を取り除いてスープにするのだという・・・美味しそうだったが、その日はスープは出なかった(冷凍しておき、後日食べるのだという)

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オープンキッチンの食卓の前で、夫婦の共同作業を見ながら出来上がるのを待つこと30分くらいだったか・・・もちろん、いろいろな下ごしらえはされていた。

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ひと皿目は、白アスパラと白身魚、ポテトに溶かしバターとパセリをかけて、あっさりと食べる・・・アスパラとポテトはおかわり自由!

僕が作る、似非白アスパラ料理とは格が違う!

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二皿目は、義兄が「これが本当のフランダースの食べ方だよ」と言った盛り付け!

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白アスパラと生ハム、ゆで卵にパセリ、溶かしバターかけ・・・

こちらも美味しかったぁー!!

さすが家庭の味である、いつも美味しい料理を作ってくれる義姉夫婦に感謝!

お腹いっぱいになるまで白アスパラを食べた!

まさか、デザートがまた、ドサッと出てくるんじゃないだろうな・・・、と、一抹の不安があったが、窓の外はまだ明るさが残っていた・・・、しばらく外を眺めていると 「Yuki、外を歩いてこようか?」と義姉が言うので「いいですね、そうしましょう!」と、みんなでジャンパーを着て8時半頃から散歩に出かけた。

近頃は9時頃まで、何とか外を歩ける明るさになっているベルギーである。

家の裏は牛牧場から始まり、ポニーや羊や馬、七面鳥まで見られる楽しい散歩道だ・・・

暗くなりそうになったので途中でUターンして帰る。

家に着くとデザートタイム・・・っていうか、パンとチーズ、プチケーキなどが出てきた・・・、散歩で少しは消化していたので、少しは食べたが、さすがに多くは食べられない・・・「これじゃ、明日の朝食を今食べているようなんだけど・・・」というと、義兄が「これは、元々、フランスの習慣なんだけどベルギーでも真似している」らしいのだ・・・こんなものまで真似しなくていいんじゃないの(とは言わなかった)

ま、とにかく腹一杯になった・・・ビールの量も多くは入らなくなった・・・

すると、眠くなる ・・・ いつもなら1時、2時でも平気な僕が、12時前に「先に寝ます」と言って寝室に消えるのだった。

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