28.11.11

カフェめぐり in Brugge vol.1

さてビール好きのみなさん、ブルージュ(Brugge)の旅も佳境に入ってきて、ブルージュの住人Aさん案内によるビアカフェめぐりをお楽しみください。

IMG_4960ブルージュの旧市街を囲む運河沿い、カワウが羽を休めている。

Cafe Vlisinghe

運河と遊歩道の間に建つ白い古そうな建物。

Het VisioenHET VISIOEN

 Het Visioen 若いベルギー人旦那とアメリカ人奥さんが経営するジャズカフェ。

窓も大きく、明るい店内

普段はCDからジャズ音楽を流しているが、週末にはJAZZ LIVEがあるようだ。

Het Visioen5種類ある樽出しビールの中から・・・

Het Visioen

Keizer Karel blond(3.2€)

まずは神聖ローマ帝国皇帝カール5世に敬意を表して、スタートの1杯で乾杯!

グラスには皇帝カール5世の横顔がプリントされている。

カール5世の横顔を見ながらこのビールを飲むと、ベルギーの歴史に想いを馳せながら、チビチビと飲むと気持ちいい(この日はテニスが終わったばかりだったので、Aさんとテニスの話ばかりしていたが)

カール5世は1500年にベルギー・ゲントで生まれ、父は早死にし、母は狂女となった(この両親はLierの聖グマルス教会で結婚式を挙げた)ので伯母であるメッヘレンのマルガレータに養育され、帝王学を授けられたという。

彼の生い立ちにLierの聖グマルス教会や、Mechelenのマルガレータが登場するので、僕にも関わりがあって他人とは思えないのだ!(カールおじさんと呼びたい・・・・、あ、違うか)

15世紀から16世紀あたりのベルギーの歴史は面白い!

今でもその当時の建物が誇らしげに残っているのだから、歴史に想いを馳せる所がたくさんある・・・、ビールをこよなく愛したというカール5世に乾杯!

味は?

色はブロンドだがもちろん、普通のピルスビールとは違う、味に深みがある。アルコール8.5%を感じさせないくらい飲みやすいビールだ。

そのまま座っていると2-3杯は飲めそうだが、まだ1軒目なので1杯で止めておいた。

Het Visioen

Tongerlo blond(3.0€)

Aさんは、同じような色のこのビール。

Het Visioen

マダムがアメリカ人という事でか、ニューヨークテイストを漂わせている。

これもベルギーにあっては希少価値だろう。

黒板に書かれたメニュー表も英語だし、カウンターのバック棚にはウイスキーやバーボン系のボトルが並んでいた。

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カール5世を飲み干した後、外に出てもまだ明るい!

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15世紀に建てられたエルサレム教会

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教会と隣の建物の間に門があり、レースセンターという事だった。

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表から見える中庭、「チケットはこちら」の看板あり、有料だ!

もちろん、そんなところに入って時間つぶしをするような時間は、僕らにはなかった。

Cafe Vlisinghe

ブルージュで一番古いカフェを紹介するというので、歩いていると白壁の建物の通りに入って行った。

Cafe Vlisinghe

 白壁に赤い窓枠が上品だ。

Cafe Vlisinghe

看板に1515と書いてある。

皇帝カール5世が15歳の時に出来た店だ!

Café Vlissinghe

Cafe Vlisinghe

入り口から入るとすぐに2階の階段に上がるようになっている。

その店内の真ん中に昔のストーブ、となりに石炭が置いてあって、中では火がついていた・・・、隣のテーブルに座ったものだから暑いくらいだった。

Cafe Vlisinghe

Cafe Vlisinghe

古そうなものがたくあん飾ってある!

Cafe VlisingheBrugse Zot blond(3.3€) と、Tripel Karmeliet(3.5€)

Cafe Vlisinghe

僕はTripel Karmeliet(Alc8.4%)

ちょっと薄めのblondで、少し濁りがあり、飲んでみるとフルーティーな香りが広がる…「おいしい!」と、女性に好まれそうだが、アルコールがトリプル8.4%もあるので、コロリといってしまうかもしれないなぁー、、危ない危ない。

Cafe Vlisinghe

静かな雰囲気の店内だが、

Cafe Vlisinghe 待ち客も出るほどだった。

トイレに行こうと、奥の角にある黒いドアを開けると・・・。

 

Cafe Vlisinghe なんと!外へ出てしまうではないか!

厠は離れの方にあった。

そして1階にはレストラン風のお店で、ここも客がいっぱいだった。

Cafe Vlisinghe 用を済ませて、カフェに向かうと、赤い三角ひさしがカフェの(トイレの)出入り口、冬は大変そうだ。

Cafe Vlisinghe中庭がカフェテラスになり、夏はここもにぎわうのだそうだ。

Cafe Vlisingheカウンター付近で席が空くのを待っている人たち。

僕らはまた次の店もあるので、早々に立ち去る(いい客だ!)

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ブルージュの町を歩く・・・

劇場の前にあるパン屋さん、ブルージュで一番おいしいクロワッサンを作っているので、行列のできる店なのだそうだ。

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世界的に有名な眼鏡屋さんもあるのだと・・・「Hoet」

この丸メガネ、お値段は750€!

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夕やみ迫るマルクト広場にやってきた。

広場ではクリスマスマーケットが始まっていて、スケートリンクもオープンしていた。

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ブルージュのクリスマーケットは、ヨーロッパのクリスマスマーケット・ベスト20に選ばれている!

ベルギーではブリュッセルとここだけ、ブルージュの方がベルギーで一番美しいといわれている・・・。

確かに!この美しイルミネーションを見よ!

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