30.6.11

Antwerpenへ行く

Lier(リール)市からAntwerpen(アントワープ)市へ電車で行く。

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Lier駅前にある、赤いテントの「DEN EXTRA」というカフェ(ビア・ビストロと副題が付いていた)、先日、散策夫妻と入った時に3人で「ここはいいね」と評価した300種類のビールが置いてあるという店。

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Antwerpen - Lier 間でも郊外の田園風景が楽しめる。

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 Antwerpen-Centraal(中央駅)に近づくと鉄道は地下に入るか、地上の陸橋になるかの分かれ道がある。

陸橋になると鉄道の脇に、このような塔があり、「いかにも外国」の雰囲気を醸す。

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 始めてAntwerpen駅に着いた時は、この辺の雰囲気だけで、「アントワープってすごいなぁ!」と、感動したものである。

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 駅舎の正面ではなく反対側(南側)の出口へ向かうと、東側にはアントワープ動物園の塀がある。

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南口から出て、さらに南側へ歩くと、外国人の姿を多く目にする。

目立つのは黒装束に黒帽子、ひげを伸ばしたユダヤ人。

ユダヤ人は映画に出てきそうないでたちそのままで、普通に歩いている。

僕が何故そんな場所を歩いているかというと「日本語を習いたい少女」アクセルちゃんの家で、日本語レスをしに行くためである。

家にはご両親と姉がいた。

挨拶をしたあと、日本語レスを始める。

昨日は「家族」『あいさつ」などを教える(日本語って、幾通りもの表現があって説明するのが難しい)

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 2時間のレスが終わり、中央駅に戻る。(こちらは西側)

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ホームの重厚な鉄骨の屋根を支えている、鉄柱の足元はなんともカワイイ!!

ハート形の上に乗っかっている感じだ!

100年以上前の建物なのに「耐震設計」なのだろうか?

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 ついでなので中華街に行く。

しばらく閉店していた、一番大きいスーパーが再開していたので入ってみた。

やっぱり、商品は多いが値段は向かいの小さいスーパーより、わずかに高い設定だ。

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 中華の門から中央駅を見る。

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 いつ見ても立派な雰囲気の中央駅。

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 駅内部にハリーポッターの大きな看板。

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いつ来ても立派な駅舎を見る事が出来る!

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中華で買った乾きもののおつまみ、ビールは街中の「ミニスーパー」で買った謎のビール。

よく見たらポーランド製のようだった・・・。

時々、ミニスーパー(またはナイトショップと言って、夜中まで開いているコンビニのような店)に、ふらりと入ってみるが、店主は大抵インド人などの外国人だ・・・、お客さんもいろんな外国人が多くて、言葉も様々なので、会話は出来なくて当然の顔をしている。

商品も、普段見られないものが多くて、エキゾチックでなかなか面白い!

レジに「これとこれ」と、商品を置くと、ピッピッとレジで計算して合計額が表示されるので、支払う・・・、最後だけ「ダンクー(ありがとう)」と、挨拶をする。

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天気予報に反して青空が広がっている。

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 中華で買った、おっ、つまみ~、、懐かしいような・・・

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その後、Katrienのシングルス大会の応援。

katrienよりクラスが上の50代が相手で、勝てそうな相手だったがキャリアがものをいって、Katrienが自分のテニスを出来ないように仕向けられ、4-6,3-6で敗戦。

katrienにとっては納得できない、悔しい負けらしかったが、僕から見て、やはり戦術面を理解して実行できた方が勝ったのだ。

「相手はテニス歴30年、Katrienは10年未満、その差が出た試合だったよ」と、納得させるしかなかった。

しょうがない負けだった・・・、もっともっと練習しなければ!

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29.6.11

ドイツビールでも飲むか!

ベルギーに居ながらにしてドイツビールを飲む!

先週の土曜日、我が家の冷蔵庫は、ビールの在庫が底を尽きかけたので、「補充しなければ!・・・たまには違う種類でも・・・」と、思いたち、出かけたのはドイツ系スーパーの「LiDL」

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我が家から自転車で10分ほど(リールスのサッカースタジアムより遠い)

安い商品を置いてあることを売りにしているだけあって、店内も飾りっけはない。

ドイツ系であるだけに、カルフール(フランス系)デレーズ(Delhaize ベルギー企業)などと品ぞろえが違う!

ビールコーナーでも、ベルギービールの売れ筋MAESくらいは置いてあるが、あとはドイツビール(缶)である。

その中から3種類、6本ほど買う。

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 帰りはサイクリングロードからのんびりと・・・・雨が降って来た!

IMG_6835 この3種類、1本当たり0.45€、0.62€、0.49€(左から)

このビールがドイツで、どの程度の評価があるか知らないが、安い事は安いんですよね。

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ビールの規格にうるさいというドイツのビールだけに、味のはずれはなかったように思う。

ピルスビールとして、普通においしかった!

 IMG_6844ビールついでに、この間のビールウィークエンドで、ビールスタンドにあったコースターを4種類、お持ち帰りしてきた。

KWAKビールのグラスは、個性豊かなベルギービールグラスの中でも、ひときわ異彩を放つ形。

このイメージからも分かるように、昔の馬車の中でビールを飲むときに、グラスからビールがこぼれるのを防ぐためにこの形になったというのは、あまりにも有名(かな?)な話。

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ストロングなビールをそろえているKASTEELビール。

KASTEELは「お城」ですよ!僕のファミリーネームもOSHIROという事で、話がつまらない方向にいかないうちに止めておこうかな・・・・と。

 

あ、今日の天気の話もしておこう。

朝、しとしとと雨が降っていて気温は16℃くらい、昼、湿気を帯びた暖かさで25℃くらいまで上がる。

天気予報では夕方から雷雨の予報だが、昼過ぎからは快晴になり、ウチのテラスの温度計は日陰でも32℃を越えていた!

17時からテニスの練習に行くと、灼熱の太陽が降り注ぎ、まるでイタリアかスペインかという空気で、立っているだけで、じわっと汗が出てくる。

2時間練習をしたらTシャツは汗でびしょびしょ、練習終わる30分ほど前から、厚い雲が近付き、ピカピカゴロゴロと、雷を伴っている。・・・僕らは時間通り終わり、次の人がコートに入った10分後に雷雨襲来!

一時は止んだが、夜も豪雨だったので、どこかで何かしらの被害が出るのではないだろうか・・・と心配するほどだ。

昼は沖縄より暑かったが、夜はしっかり20℃以下に気温が下がるので、快適なのはベルギーだ。

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28.6.11

Lier散策案内・・・

今日はかねてより予定していたブロ友というか、飲み友というか・・・

ブログ「ベルギー散策」作者夫妻と、Lierを案内して散策・・・

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 午前11時前にLier駅に到着。

さっそくLier市を歩く、旧市街のショッピングストリートを通らず、緑のトンネルの遊歩道を歩く・・・

またしても突然、「MA・SA・YU・KI・! 元気!」と、女性から声をかけられた!

んー、この元気な声は誰だ!

見ると、「あ~、、チョイ!やぁやぁ、元気元気!あなたも元気?」と、久しぶりに会うオランダ語教室の学友に、驚いた。

中国人のチョイさん、女の人と歩いていて「こちらは私の姉で、香港から来ているのよ」と紹介してくれた。

「あ、よろしく!チョイは僕のいい友達ですよ!」とお姉さんに言うと、チョイが「彼も私のいい友達だよ」と姉に言った。

歩けば出会いがあるものだ!

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 ベギン会修道院(世界遺産)

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 今回のLier散策のメインは、昼食!

フロートマルクト近くの「羊小屋」というレストランで、小皿をたくさん取り、3人でシェアする。

イラン料理系が多いらしかったが、どれもヘルシー感覚でおいしかった!

料理については「ベルギー散策」のブログで詳しく紹介されるはずなので、省略します。

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 市内のレストランなのに、僕は初めてだった!静かで、マダムもフレンドリーで気持ちよく対応してくれた。

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 市庁舎の後ろの路地を歩いて、振り返ってのショット!

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今日の最高気温、街の薬屋の電光掲示板では「33℃」になっていた!

聖グマルス教会の前にあるカフェで休憩するが、オーブンカフェのパラソルの下、日陰の席に着く。

あとから来る客も、店内には入らないものの、日陰を探して席を取っていた・・・・、日光浴好きなベルギー人にも、さすがに今日の陽射しは強すぎたのだ!

 

Lier市は今、工事個所が多く、中心のフロートマルクト(広場)も、グマルス教会へ向かう道路も工事中、ジンメルの塔近くでも、近くの公園にあったプール施設を取り壊しのため、ガラガラと工事中、どこもうるさい騒音に包まれている。

そんな中で静かな場所は、この教会の周辺だった。2011-06-27 15.49.02

聖グマルス教会。

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 市立公園に行く・・・

赤い葉(紅葉)は、ベニバスモモ(紅葉李)

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 市立公園内の子供の遊び場(今年5月に新装オープンした)

 

 

Lier市を、ほぼ一周してから駅に戻り、駅前のカフェでビールを飲む。

僕はこのカフェに初めて入ったのだが、いい感じ!

ビールの種類300種類!おつまみもおいしかった!

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ショッピングストリートにあるオブジェ。

散策夫妻と駅で別れて帰る・・・・

2011-06-27 19.17.23遊歩道から一人歩いて帰る。

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わが家への出口。

今日の晴天は約1ヵ月ぶりくらいではないだろうか?

日向と日陰のコントラストが強い!

 

しかし、ベルギーではまた冷夏に戻りそうな天気予報である。

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27.6.11

Lier市で異国体験?

日曜日のLier市、我が家のご近所で、あるアーティストのアトリエ公開日があったので、katrienと行って来た。

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突然ですが、虫です!ガの幼虫です!

ガの幼虫で人間が飼育するものと言えば・・・・

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絹糸を作る蚕(カイコ)ですよ!

繭を作る作業中のカイコもいる・・・

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何でもこのアーティストは「織物関係」で、ここでこのアトリエ開設してから30周年という事で、ちょっと大きめの公開セレモニーになったそうです。

古い工場を購入したそうで、倉庫風建物も広いし、庭の敷地もかなり広い!

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Lier旧市街内とは思えない広い庭に、荒れているようだが手入れされている庭は、まるで沖縄の田舎か、東南アジアのような雰囲気。

この日天気が良かった事もあり、うっすらと汗が出て、僕は沖縄の情景に浸った。

ここがベルギーだなんて思えない・・・・ずっとこのままでありそうだが、冬はやっぱり冬枯れになり、雪も積もるのだろうか?

不思議な感覚だ。2011-06-26 16.37.25

 桑の木陰に置かれたテーブルセット。

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 テーブルの上にあったティーカップに、どんなお茶が入っているかと覗くと、カイコの繭玉が入っていた。

2011-06-26 16.38.16 クワノキ、実がなっているが、沖縄にたくさんあったクワノキとは少し種類が違うようだ。

あ、そう、このアーティスト、名前はマリーンさんという女性だが、織物関係で沖縄の名を聞いた事があるそうで「いつかはぜひ沖縄に行きたい」とおっしゃっていた。

蚕を飼っているので「冬はどうしているんですか?」と聞いてみると「秋に卵を産むので、それを冷蔵庫で保存し、暖かくなったら外に出して誕生させる」らしいのだ・・・・「へ~~ッ!」ですね。

2011-06-26 17.38.25

はからずも繭玉の糸繰り体験をする事になった女性。

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フランボワーズという呼び名はフランス語(Framboise)で、オランダ語ではフランボース(Framboos)似たようなものだ。一粒つまんでみたらおいしかった!

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2011-06-26 16.51.48庭にはいろんな果樹が植えられている。

落ちているリンゴをかじってみたらおいしかった! 

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アジサイにも種類がある。

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マリーンさんのお友達として、このセレモニーを手伝っていたLier在住日本人女性Mさんがいた。

もう1人のLier在住日本人女性、このブログに時々コメントをいただいている「おばさん」も、ベルギー人のご主人と生後1カ月の赤ちゃんを連れて来ていた。

ご出産おめでとう!

Lier在住日本人、僕も含めて3人そろい踏みといったところ・・・あと、Eijiがいたら全員集合だったかも?

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そのMさん、オーガニック料理が得意という事で、おつまみコーナーを仕切っていた・・・

オーガニックの変わり寿司、パセリやニンジンの葉を使ったてんぷら、庭のハーブを集めて作ったスープなど人気でした。

黄色いビンの蓋に乗っているのはクロスネ(Crosne=和名:チョロギ)って言うらしいんですが、Mさんが作ったピクルスはおいしかった!

 

人との出会いはどこに転がっているか分からない。

katrienも、いつも「織物をもっとしたい!」と考えていて、沖縄での生活を懐かしがっていたが、こんな近所で「沖縄のような生活」をしているマリーンさんと出会えた!

マリーンさんは、ある意味katrienの理想の生活を実践している。

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