3.9.09

沖縄は旧盆エイサー

沖縄は旧盆である

9月1日~3日(旧暦7月13日~15日)の間、旧盆として、亡くなった先祖が、家に帰ってくると言うので、仏壇のある家ではそれ(霊)を迎えるために、果物などを備え、朝昼晩の食事も準備して供える。

そして、家族や親戚も集まり、仏壇の前で、故人に話しかけたり、親族で故人の思い出話をしたりする。

ま、それがあるから年に1回くらいは、親戚が顔を合わせ、近況を話しあったりも出来るわけで、いい風習ではないかと思う。

IMG_0168 そして、地域をあげて、霊をお迎えするという事から、青年会によるエイサーの踊りが披露される。

昨日の晩10時ごろ、隣のスーパーから三線(三味線)と太鼓の音が聞こえてきたので、家の中でくつろいでいた、わが家族も「お、エイサーが来たぞ!」と、すぐさま外へ飛び出した。IMG_0176

スーパーの駐車場で、突然始まったエイサーは、地元ではないが近くの青年会(つきしろ青年会)によるエイサーだった。

これは、エイサーの踊りの一部「道化役」チョンダラー、彼らが通りすがる人々を呼び止め、エイサー踊りに引き込んでいく、大切な役柄である。

IMG_0171  エイサーを人前で演じるには、毎年やっていても、2ヶ月くらい前から練習に取り組まないと、息のあった演舞は出来ないから、夏の暑い時期に大変である。

IMG_0186 エイサー踊り本隊がやって来た

男たちは大太鼓と締太鼓で、激しく踊り、掛け声も勇ましく勇壮だ。

女たちは、手踊りで滑らかにやさしく踊る。IMG_0193

3・4曲、時間にして15-20分激しい踊りでかなり疲れる(はず)。

その最中には、募金箱を持った係が、「青年会活動資金」の寄付願いに回って歩くが、見学者は結構気前よく「頑張れよ!」と声をかけて寄付金を出してくれるのである。(もちろん、僕も出したよ)

その間、駐車場の車は出られなくなるのだが、それで文句を言う人もいない「幸運にも、いいものを見た」と、感謝の気持ちになるのだろう・・・。

はて、動画をアップできるか、後で試してみたいと思う。

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すみませんが、しばらく「ベルギー情報」にあらず、「ベルギー移住者沖縄滞在編」になります。

2 件のコメント:

Aki さんのコメント...

はじめまして、Akiといいます。
来月ベルギーに2週間くらい行く予定なので情報集めていると偶然ここにたどり着きました。
私も現在は東京在住なのですが、沖縄育ちです。なんだかうれしくなり、ブログを拝見させて頂いてます。ベルギーにも沖縄の方がいらっしゃるのですね。
また沖縄のお盆行事も懐かしながら見ております。私も英語しか話せないのですが、このブログでちょっとベルギー語、オランダ語勉強しようかな~と思っております。
楽しみに読んでますので、宜しくお願いします!

まさゆき さんのコメント...

Akiさん、はじめまして!
ベルギーに2週間くらいって、観光ですか?
ベルギー語は難しいです。
北部地域はオランダ語、南部地域はフランス語、ある地域ではドイツ語が公用語なんです。
でも、観光地であれば英語で大抵はOKだと思いますよ。
僕はオランダ語学校へ通いましたが、このブログでその解説までしてないので、勉強になるかどうか、分かりません。
ただ、ベルギーの雰囲気は分かっていただけると思いますので、よろしくお願いします。

そうそう、沖縄出身者2名に会った事があります。