3.3.09

田舎の日曜日

ペール市の姉の家での朝、目が覚めると霧が深くて、遠くが見通せないくらいだった。

  太陽が月のように見える、しかも、おぼろ月の様だ。こういう、面白い写真も撮れた。

 家は、昔の農家の家を買ったので、家の半分は納屋になっていて、その分大きく見える。泊めてもらったのは2階の屋根裏部屋(子供部屋だったが子供は巣立って行った)。

  日曜日の朝食はやっぱり「日曜日のパン」ピストーレだ。そしてハムとチーズが数種類。馬肉の燻製もある。

 寒い所に住む猫は、窓辺から外を眺めるのが好きなんだね。「窓辺に猫」も良く見かける光景だ。

 それにしても、この家の庭の広い事。ちょとした公園の様だ。芝生に見える緑は、実は半分くらいは苔である。

 夏は確かに芝生だが、冬の陽の当たらない日が長く続くと、苔が広がって行くが、色が同じなので、遠くからは、芝生に見える。

 その上を歩くと、ふかふかの絨毯の上を歩いているようだ。

 庭の花壇の落ち葉の中から、クロッカスのつぼみが、その日から開き始めた・・・。今年植えた訳ではなく、去年の球根が残っていて、時期を待っていたのだ、クロッカスは春を告げる花の様である。

 その他にも猫柳の木や、桜のように春が来ると、まず花を咲かせる木(名前知らず)など、季節を楽しめる木々が植えられている。

 天気が悪いと「これがベルギー天気だ」と、僕をなぐさめよう(あきらめさせよう)とするKatrienだが、ベルギー人は自然にそれ(我慢)が出来ていて、確実に来る春を待ちながら、楽しんでいるようなのである。

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