16.10.08

オランダ語学校16/10/08

(今日入っていたチラシ、新聞取らなくてもチラシは入る、文章とは関係ありません)
 オランダ語学校へ通い始めてもうすぐ1カ月になるが、僕が上達した気配はないようだ。学校ではいろいろ習っているのだが、それが実地ではまだ生きないのが現実。

 それは仕方ないだろうねえ~、なんてのんびり構えながらブログを書いている。日本語も忘れちゃいけないしねえ・・・・Katoも日本語を忘れてはいけないと、家での会話も日本語のままだ。

 この歳になって、脳細胞を新しく開拓して行くのは無理だろうから、少し物忘れもしながら、新しいのを詰めていくのだろう。

 オランダ語も難しいところはたくさんあるが、どう考えてもおかしいのを無理に使っていそうな処もある。たとえば数字の読み方で21以上99までは後ろの桁から読む。24は、4と20(ヴィールェントゥエンタッヒ)98は、8と90(アフトェンネィゲンタッヒ)、だから数字を聴いて書き取るときは後ろの8を先に書いて9を前に付ける。桁が増えるとさらに難しくなるので、ベルギーでは電話番号なども2桁づつ区切られて、後ろ前、後ろ前、後ろ前と書き取っていく。面倒くさいったらありゃしない。
 桁が増えるとこうなる。
14,578は、日本語では(10000+4000+500+70+8)オランダ語は(14×1000+500+8+70) 読み方は「ヴィールティン ダウザンド(14000) ヴィイフ ホンドレッド(500) アフトェン(8と) ゼイブンタッヒ(70)」
 わぁ~ぉ!計算が難しいぞ、会話の中でそんな14の千と5百と8と70ユーロなんて数字が出てきたら、とても計算できないぞ、後ろを聴き終える前に前の数字を忘れてしまいそうだ。
 ところがベルギー人には、やり方がある。最初の14ダウザンドと聞いたら14と書いて後ろの3桁は空けておく、次の5ホンドレッドが来たら3桁目に5を入れる。次に8+70が来たら8を先に1桁目に入れて左側の2桁目に7を入れる。そうしたら計算しないで14578の数字が並ぶという事になる。それが頭の中で出来ているんだろうなあ。

 時計の読み方、日本では 午前7時5分、オランダ語(5分過ぎ7時朝)、 午前7時30分は(半分8時朝)、午後7時35分は(25分前8時夜)これも面倒くさいんだが、習っているときはパズルの勉強そしているみたいで面白いと言えば面白いが、日常会話の中でそんなことはしたくない。考えるまでワンテンポ遅れてしまう。

 今日の授業で先生が今後の日程を発表した。「来月の初めに進級試験を行う。50点(50%)以上取った者は、進級する資格がある(進級しなくてもいいの?)。それ以下は進級できません。今のテキストで来年の1月からやり直します。」との事。僕が見た限りでは進級できそうなのは30名中、半分くらいは居るなあ。いい奴もいるのに寂しくなるなあ・・・・、もちろん僕は1月から、やり直し組みの筆頭だ。

 ところで、オランダ人の使うオランダ語と、ベルギー人の使うオランダ語は、だいぶ違うらしい。お互い会話は通じるらしいが、オランダ人がベルギーに来てオランダ語を使うと「あいつはオランダ人だ」とすぐ分かるそうだ。(オランダ人の方が正しいオランダ語かもしれないが・・・)
 Katoも観光地では(リール市も観光地)結構、「あの人はオランダ人、あの人はドイツ人、フランス語使っている」とか、いろいろ教えてくれるが、僕には違いがわからない。フランス語はね、面と向かって話を聞くと、フランス語だとわかるんだが一瞬ではわからない。
 TV番組を見ていても、オランダ語を使っていているのに、字幕スーパーが付く場合が多いのもそのためか?(僕にとっては勉強の材料になる)オランダ語にもやはり地方の方言は多いようだ。

 まあ、沖縄の人が東京に住んでて一生懸命、日本の標準語で話しているのに、沖縄の人に聴かれてしまうと「あんた沖縄の人でしょう?」とすぐに言われてしまう。ギャグみたいなものか。

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